【炎上】青山繁晴 VS 週刊文春 共同通信時代の経費の私的流用疑惑について青山繁晴が全力で反論
netgeek 2016年6月30日
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だが、青山繁晴氏によると、記事の内容は悪意に満ち溢れるもので、事実とは全く違うという。
netgeek編集部では文春の報道とそれに対する青山繁晴氏の反論をまとめてみた。
・青山氏が会社に申告した経費になぜか乗馬クラブの利用代金が含まれていた→会員でしか入れない場所があったので経費だ。競馬場にある貴賓室に乗馬クラブ経由で入って取材した。
・ホテルのメモ帳に金額を書いただけのお粗末なものが領収書として提出された→現地にいた日本政府の要人と直接連絡をとることができず、ホテルのボーイにお金を渡して連絡役を頼んでいた。ホテルに設置された対策本部にはジャーナリストも入れず、ただ食事を運ぶボーイだけが入れた。当然、領収書はもらえない。
・会社側は日本政府のどの人物と接触していたのか説明を求めたが青山氏は説明しなかった→ジャーナリストとして情報源の秘密は絶対に守る。社内であろうと口外はしない。
・半年間揉めて、退職を余儀なくされた→会社に失望して自分から辞めただけ
青山氏の説明を読んでいくと確かに納得のいく説明であることが分かる。経費の取り扱いについて会社と揉めたのは確かであろうが、これを「私的流用疑惑」と報じるのはいかがなものか。
▼なお、今回の話は決して文春のスクープというわけではなく、青山氏自身が本やテレビ番組で何度も話している。
選挙に出馬中で大事な時期であるにもかかわらず、思わぬ攻撃を受けたということで、青山氏は法的に戦うと発表。すでに法的手続きを開始しており、民事のみならず刑事も含めて戦うと強気の姿勢をみせた。
青山氏の公式ブログでは文春記者とのやり取りが生々しく綴られている。
▼まさか日誌の名にふさわしく、信じられない選挙妨害に遭遇している。 6月27日月曜の昼、東京・丸の内で遊説しているとき、週刊文春の記者、わりあい若手の男女二人がアポイントメント無しにやって来て、有権者がぼくに話しかけてくれている最中に「取材」を開始。それも選挙と一切関係なく、20年近く前の共同通信記者の時代についてだけ質問してくる。そしてその質問はすべて、事実に反する、捏造された「疑惑」なるものばかり。(中略)
さらに、その夜に男性の方が電話で、口がもっとあんぐり開いてしまう事実無根の質問だけをしてくる。(中略)ぼくは昼間は突然のことで、まだこの異常な取材というより攻撃の意味が分からず、まさか文春がそんなことまでするとは思えず淡々と応えて、すべての質問を否定した。(中略)
明日6月30日にはもう、週刊文春の5ページもの大記事になって発売されるという。ぼくはすべての質問に対して全面否定しているのに、それをまともに確認もせず、あらかじめ書くつもりだった記事のまま出すということが、ばればれだ。
文春記者が話しかけてきたときはどのような意図で質問されているのか分からず、淡々と答えていったという青山氏。後に悪意ある報道がなされると知って記者に対してジャーナリストとして恥ずかしくないのかと詰め寄った。だが、文春記者は薄ら笑いのような口調で受け流すばかり。もしかしてわざと怒らせて面白おかしく記事にするという意図があったのかもしれない。
▼なお、選挙活動中に文春の記者2名が突撃取材している様子がカメラに映っていた。
▼青山繁晴氏は文春の記事を「虚偽報道」として戦う姿勢を表明している。文春の話題に移るのは10:44から。※動画は46分でかなり長め。
【内容まとめ】
・選挙に出馬したことで週刊誌が攻撃してくるだろうと思っていたが、文春は予想外だった。小説を掲載してもらうなどして、もともと友好な関係を築いていたから。だから記者2人がアポなしで突然来た時にオープンに取材を受け入れた。
・選挙のことではなく、20年前のことばかり聞いてくるから変だと思った。文春側は、会社のお金を使い込んでクビになったというストーリーの確認がしたかっただけだった。
・日本政府の要人には正攻法で取材を申し込んでも門前払いを食らうだけなので、情報交換をお願いしていた。自分がもっている情報をメモに少し書き、ボーイに渡してもらいコンタクトをとる方法で取材活動を進めた。メモ帳に場所と時間を書き、深夜にこっそり会って情報を得た。
・共同通信からは「領収書がないので精算できない。せめて誰と会っていたのかを言ってほしい」と言われたが、「爪を剥がされても絶対に言わない」。情報提供者からは「でも事件が終わったら言うでしょ?社内では言うでしょ?」と疑われるが、「絶対に言わない」と説明している。昔も今もそう。約束は守る。情報源は明かさない。
・メモ帳に誰と会うかを暗号で書いていたので、その部分を塗りつぶして共同通信に提出した。
・情報源を言えと詰め寄った共同通信に記者として失望したので辞めることにした。精算できなかった分は退職金で支払って三菱総研に転職した。
・共同通信にいた人からは嫉妬で恨まれることがあったので週刊誌に悪意をもって情報を流す人物に心当たりがある。辞めた後に酔っ払った人から嫌がらせの電話がかかってくることもあった。誰かは声で分かる。
・取材については自分はすごく努力したので他の記者は全くついてこれなかった。「青山は想像で書いているという噂で、文豪というあだ名だった」と報じた文春はおかしい
・文春の記者からは「私的流用は舛添前都知事と同じだ!」と言われた。あっ、こういう報じ方をするのが狙いなんだと思った。
・文春記者は「三菱総研に転職できたのは総理大臣と癒着してたからなんでしょ?」と意味不明なことを言ってきた。三菱総研にはそう簡単には入社できないので嫉妬でそう思った人がいて文春にたれ込んだのだろう。
・すでに弁護士経由で内容証明を送っており、民事と刑事で告発する。
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青山繁晴氏が枯れた声で46分にわたり熱く語った動画は現時点で1,900もの高評価がつき、コメント欄には応援の声が続々と書き込まれている。
説明をしっかりと聞けば、どうして共同通信とトラブルになって退社に至ったのか腹落ちする内容であった。今後は裁判の行方に注目したい。
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