食中毒を出した肉フェスのハーブチキンささみ寿司、全然火が通っていなかった
netgeek 2016年5月10日
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前回の記事:肉フェスの見本詐欺がひどすぎてマクドナルドも腰抜かして驚くレベル
本日5/10に肉フェス公式サイトに掲載されたお知らせを見て欲しい。
この度は、「肉フェス TOKYO 2016 春」にご来場いただきましてありがとうございます。 Food Nations実行委員会主催で、4月28日(木)~5月8日(日)までお台場シンボルプロムナード公園夢の広場で開催いたしました「肉フェス TOKYO 2016 春」におきまして、ハーブチキンささみ寿司を食べられたお客様の一部から、発熱、腹痛、下痢など、食中毒の疑いのある症状についてのご連絡を頂きました。 事務局では、原因について調査しております。 また、この件に関しましてのお客様相談窓口を本日5月10日(火)より開設いたしました。
肉フェスについては大半のフードメニューが1,400円という高値にもかかわらず、見本と実物があまりにもかけ離れており、詐欺まがいのぼったくり商売だと炎上したばかり。その後、この食中毒疑惑が浮上して案の定…といったところか。
今回多くの被害者を出したのは「ハーブチキンささみ寿司(大山産)」。
「新鮮だからできる鶏ささみ寿司」という表現に注目。鶏肉をこのような形で提供するとは恐ろしい。ただ、メニューの見本を見る限りではサーモンピンクのような色をしており、直感でヤバイと感じるほどではない。
ただし、実際に現地で出てきた鶏肉は見るからにヤバイ食べ物だった。
▼全く火が通っていない。常識ある大人なら食べてはいけないと分かりそうなものだが、無知な中高生は騙されて食べてしまった。
▼看板。明らかに見た目が違うので調理法がおかしかったのではないか。プロの調理人ではなく、アルバイトに任せたか?
▼こちらも生。百歩譲ってはじめからこのようなメニューでこれが正しい状態だとしても、野外で出すには品質管理に問題がありそう。実際に大問題が起きたわけだ。
▼左側。思いっきり生の状態。
現地は20度を超える暖かさで、肉の保管状況も悪かったとみられ、多数の被害者を出す結果となった。なお、肉フェス公式HPには肉フェスのロゴマークと登録商標はAATJ株式会社(代表取締役、畠山祐聖)が保有していると書かれている。同社の主要株主は電通だ。今回のイベントの主催はFood Nations実行委員会となっており、いまいち実態がつかめない。
被害者はどれだけいるのか?Twitterにて「肉フェス 胃腸炎」で検索してみたところ、続々と見つかった。
ここで紹介したのはごく一部。あまりにも多いため、全てはキャプチャを撮りきれなかった。またこの他にも、「肉フェス 熱」「肉フェス 腹痛」などで検索しても無数に被害者の声が見つかる。スクロールする度にどんどん被害にあった人の声が見つかる様は地獄絵図。
さらにTwitterを使っていない人、投稿していない人もいるだろうから、体調が悪くなった人は他にもたくさんいると考えられる。これが先進国で起こることか。
過去には焼肉屋ユッケで似たような事件が起きたこともあった。今後、最悪の事態が起きる可能性もあることからテレビ局は早くも大々的に報じ始めている。
肉フェスに行ってから体調が悪い人は一刻も早く病院に行ってほしい。鶏肉を生で出すなど言語道断。運営者は頭がおかしいとしかいいようがない。今後はイベント主催会社、料理提供会社、調理者の責任が厳しく追求されていくことになる。
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