頭隠して尻隠さず!ダイブして雪に刺さるアカギツネ
netgeek 2016年5月4日
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北半球のほぼ全域に生息するアカギツネ。日本でももっともポピュラーなキツネの一つだ。そんなアカギツネは、雪が積もると面白い行動を見せるのでご紹介したい。
アカギツネは一面に雪が積もった場所で、よく雪に思いっきりダイブして体の半分が雪に埋まってしまうそうだ。
▼「わーい!雪だ!雪だ!」。
▼「…。」
▼「よーし勢いよく行くぞー!」
▼「…。」
▼「てへへ。」恥ずかしがる様子が可愛すぎる。
体の半分が雪に績もってしっぽと足が空に向かって伸びる様子はすこし間抜けだ。また、勢い良く雪にダイブして、そのまま垂直に刺さる様子が雪にはしゃぐ子供のようでなんとも可愛らしい。
実はこれは単に遊んでいるわけではなく、雪の下に潜むネズミをハンティングしているのだ。
写真の一枚目もよく見ると実はネズミを追いかけている。アカギツネは優れた聴覚を持っており、雪の下に潜むネズミの位置を正確に知ることができるのだ。頭が埋まってしまうのはすこし間抜けな光景とはいえ、アカギツネからしたら真剣勝負の狩りなのだ。