キングコング西野の「負けエンブレム展」に応募された8つの秀逸なデザイン
netgeek 2016年4月25日
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キングコング西野氏が独自に主催した負けエンブレム展の結果発表が「『負けエンブレム展』大賞発表」にて行われた。大賞はなんと西野氏が自分でつくった蝶のデザインというウケ狙いのオチだったのだが、レベルの高いデザインがいくつか見られたので8作品を紹介したい。
前回の記事: 「落選した1万4千もの五輪エンブレム案がブラックボックス化で隠されているのはおかしい」 キングコング西野が「負けエンブレム展」を自腹で開催
あなたは直感的にどれが一番気に入るだろうか?8つの中から選びながら見ていって欲しい。
1.飛翔
満月、三日月を金箔と銀箔で表現した。カラフルに添えた花びらもいい感じ。
2.魂に神秘のパワーが宿る
勾玉、桜、銀杏をモチーフにした美しいデザイン。立体感ある球体は目を引く。
3.Spread Your Wings
折り鶴と日の丸を組み合わせた。
4.日ノ鞠
鞠をモチーフに太陽と月、太陽・月、地球を表した。
5.TOMOE – Athlete Spirit−
魂が巴のように躍動する様子。組市松紋と同じチェッカーデザインだ。
6.東京へ舞い降りる。そして、目標へはばたく。
日の丸の鶴がより高きを目指す姿。流線型の「TOKYO2020」の文字にも注目。
7.結ぶ
日の丸と水引を組み合わせた。
8.鶴、舞う。
鶴で情熱と爽やかな風をつくった。シンプルさを極めた作品。
以上8作品、気に入るものはあっただろうか。当選したエンブレムより優れたデザインのものが多くて驚いた。
▼1万4599作品から当選した「組市松紋」。事前評価は高くなかったが選ばれた。
やはり選考はコネと利権で汚れた自称プロのデザイナーが行うのではなく、一般人からの投票で決めたほうがよかった気がする。オリンピックは選手を応援するだけでなく、みんなで参加してつくっていくのもまた楽しいのだ。
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