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地震で割れた器は実は復活可能!「うつわの修復ボランティア」が活躍中

netgeek 2016年4月21日
 

震災で割れてしまった陶器を修復してくれる「うつわの修復ボランティア」をしているナカムラクニオさんの活動が注目されている。熊本地震で大事な器が割れてしまったという人も大事にとっておけば修復してもらえるかも知れない。

「金継ぎ」という伝統的な方法で修復された陶器の写真がTwitterに投稿され、14,000件以上リツイートされるなどして話題になっている。修復後は、新しい命が吹き込まれたようにまた別の味わいを持つのが特徴だ。

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▼こちらは金と漆を使った「金継ぎ」という伝統的な修復方法。完全に真っ二つになったお皿が新たな歴史を有して再び使えるようになった。

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▼器は一緒に食卓を囲んだ家族との大切な思い出も詰まっているので大事にしたいものだ。

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▼器の破片を繋ぎ合わせて作った箸置き。

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▼ヒビを活かした修復。震災を乗り越えたことが刻まれる。

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▼修復前の器。パッキリと割れてしまっている。

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▼こちらは修復後。同じ色でヒビが目立たなくする修復も可能だ。

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▼東日本大震災の時に割れてしまった器達。現在修復作業中。

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▼破片を同じビニール袋に入れておくと後で修復しやすい。

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器は金銭的な価値だけでなく、持ち主のこだわりや家族の思い出、古くからの歴史など色々なストーリーが詰まっている。震災を乗り越えた器達はきっと持ち主に笑顔を運んでくれることだろう。壊れた器が修復されていく姿はどこか勇気を与えてくれる。

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