【速報】mixiが赤字転落!朝倉祐介社長「ごめんなさい配当0円にします…責任とって役員報酬は減額にします…」
netgeek 2013年10月2日
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大幅な下方修正により、1株当たり配当金を前回予想の12円から0円に修正。取締役の報酬は6ヶ月間にわたり、20~100%を減額すると発表している。上限が100%となっているのはもしかすると朝倉祐介社長が責任をとって役員報酬を0円にするということなのか!?
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1093980
ミクシーは5/15に笠原健治氏から朝倉祐介氏に社長をバトンタッチしたばかり。
異色の経歴を持つ朝倉氏に期待が集まっていたが、1期目は不吉なスタートとなりそうだ。
朝倉祐介
1998年よりオーストラリアの競馬学校で騎手を目指した後、北海道の牧場で競走馬の育成業務に従事。
2007年、東京大学法学部政治コース修了後、経営コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。
2010年8月から学生時代に友人と設立したネイキッドテクノロジーに復帰。
2011年10月、事業の売却に伴い、ミクシィに入社。
2013年6月25日、ミクシィ代表取締役社長に就任。
赤字転落の原因
ここまで大幅な赤字となった理由としてスマートフォン版の課金収入が予想よりも伸びなかったことが挙げられている。一部のヒット作が全体の収益の8割を稼ぐと言われているほどヒット作をだすことが明暗を分けるゲーム業界。そういえば最近ミクシーで面白いって噂のゲームは一つも聞いたことがない。開発チームもかなり苦戦しているのではないか。
ミクシーの今後の方針としては課金の増加と新規事業に力を入れていくということらしいが、もう完全に死に体なのではなかろか。
mixi社内で何が起きているのか
ここ5年の株価をグラフで見ると完全に右肩下がり。
会社が傾くとまず優秀な社員が逃げ出し、後には仕事のできない社員がしがみつくという。転職もできない人材が行き場を失ってたまるというわけだ。
ここ5年をふり返ってみると、ライバルであるモバゲー、グリーの躍進はすさまじいものがあった。さらにアングリーバード、パズドラといったネイティブアプリも台頭してきた。ミクシーにいた優秀な社員はとっくに引き抜きにあっているだろう。残りもの社員でユーザーから搾取できるほどの面白いゲームがつくれるのだろうか。
そもそも面白いゲームをつくったから結果として課金収入が伸びるという話であって、はなから「課金収入で儲けます」なんて発表してしまっていいのだろうか。ユーザーから金を巻き上げようなどという会社側の魂胆がみえみえな方針ではなく、「面白いゲームをつくります」と宣言して欲しかった。
ミクシーにはマーケティングができる人材がいない
もともとミクシーはユーザーのニーズを捉えることが下手な会社だ。スティーブ。ジョブズのようなマーケティングの分野でリーダーシップを発揮できる人間がいないため、指揮官なしに需要のないサービスをつくってみては廃止するといったことを繰り返しているのが現状。
登録者から猛反発を受けるも、mixiの足跡をなくしてしまったり、アドレスで友人を検索できる仕様に勝手に変えて多くの退会者をだしたり…。足跡を廃止する意見が浮上した際には方向性の違いで社内が真っ二つに割れ、荒れに荒れたという噂を聞く。
その背景にはフェイスブックやツイッターにシェアを奪われる恐怖があるのだろう。しかし、もともとサービスの性質が違うものなのでうまく住み分けできたはずだ。mixiは共存者を敵とみなし、社内分裂を起こした結果、自滅してしまった。
社長に就任することが決まったときに「アプリをつくっていく」って言ってるけど、それよりどういうものを作れば売れるのか見抜く力があるホリエモンみたいな人の採用に力入れたほうがいいよ!朝倉祐介社長!
Garbage in, garbage out.
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