【悲報】ついに高IQとぼっちの関連を示す研究結果が!
netgeek 2016年9月6日
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英「デイリーメール」が報じたところによると、IQ(知能指数)と孤独の間に因果関係があることが明らかになった。通常、人は親しい友人に頻繁に会うほどに幸福度は高くなるが、高いIQグループに属する人々は、頻繁に友人に会うことで人生に対する満足度が下がるなどネガティブな効果を持つことが分かった。
18歳から28歳の人々を対象に行われた調査によると、高いIQグループに属する人たちは、孤独を感じやすいという結果が分かった。
今回の研究結果では、「(1)人口密度が高すぎると人生に対する満足度が下がる、(2)通常は頻繁に友人に会うことで人生に対する満足度があがるが、高いIQグループに属する人たちに関しては友人と会うなど頻繁な社会的活動によって人生に対する満足度が下がる傾向がある」ということが示された。
注目すべきは(2)のほうだ。生まれながらにして高IQの恵まれた人たちは実はあまり人とコミュニケーションをとらないで一人で生きるほうが幸せということになってしまう。
▼日本のIQ分布。100を基準値としており、東大生の平均IQは120だと言われている。
今回の研究では、平均的なIQグループに属する人々については「大草原理論」が現代社会でも当てはまっているという。同理論によると、人は自分が使うことのできる空間を確保することが生きていくために必要不可欠になる一方で、また同時に他人との社会的関係性を求めることも重要である。
高いIQグループに属する人々がこの理論に当てはまらない理由としては、より高度な目標を達成することと、人と協力関係を築くことに矛盾が生じていることが挙げられると説明されている。つまり目指している生き方が違うのだ。
さらにカナダのレイクヘッド大学の研究によると、IQが高い人と鬱との関連も指摘されている。
同研究によると、言語能力の高い学生は、そうでない学生に比べて自分の置かれている状況や自分の将来について悩む傾向にあるという。
IQが高く言語能力の高い学生は、今後起こりうるリスクを想定する能力に長け、問題発見能力が高いことが悩みを引き起こす原因として考えられる。将来有望なはずの頭のいい学生の方が将来への悩みが多いというのは何とも皮肉な結果だ。孤独を感じやすく鬱にもなりやすい傾向があるとは、頭が良い人にも特有の苦労があるようだ。
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