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日清食品が日本初の「株価連動型社員食堂」をオープン。これは面白い試みだわ!!!

netgeek 2016年3月28日
 

日清食品ホールディングスは日本で初めてとなる、社員食堂のメニューを株価に連動させて豪華か質素にする「KABUTERIA」を3月30日から開始すると発表した。

これまで多くの企業が社員のモチベーションをあげるべく、何らかの待遇を株価に連動させる試みを行ってきた。

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しかし、とりわけ大企業では一社員の頑張りが株価に寄与することは皆無といっても過言ではなく、正しいインセンティブとして機能していないという指摘も寄せられていた。さらに自分は怠けるのに周りに仕事をやらせるフリーライド(ただ乗り)問題も起き、経営者は常に人材をどう動かすか頭を悩ませてきたという経緯がある。

今回の日清食品の食べ物を株価に連動させるという試みは、適度に社員に株価意識を植え付けるという意味で非常に効果的なのではないだろうか。

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人間誰しも食べ物が重要なことは言うまでもない。業績が好調なときに美味しいものが出れば良い意識づけができるはずだ。社内でも株価の話題が常に出て意識が高まりそう。

ルールは簡単。前月の平均株価を当月終値が上回ったらご褒美デーが2日開催される。

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ご褒美デーはマグロの解体ショーや世界三大珍味祭りなどを予定。一方で前月株価を下回る結果となれば「お目玉デー」と称して質素なメニューになる。なお、お目玉デーでは役員が給食着で社員に配膳するルールになっており、決して立場の弱い者のみが罰を受ける仕組みではない。

日清食品は先日、10分どん兵衛の裏技を知らなかったとして特設の謝罪HPを公開したばかり。

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参考:日清が異例の謝罪「10分どん兵衛の裏ワザを知りませんでした」

商品開発部では日々様々な条件で実験をくり返していたものの、「カップ麺はより早い時間で提供するのがよい」という固定概念に縛られすぎて時間を伸ばすという方法は思いつかなかったと正直に告白。そして確かに5分より10分待ったほうが麺がつるつるになって美味しいと認めた。

大企業でありながらこのようなユニークな企画に踏み切れるのはさすが日清食品といったところ。果たして4月の株価はどうなるのか。無関係でありながら気になってしまう。

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非常に面白く、社内も活気づくに違いないので他社も続々と真似し始めるかもしれない。「KABUTERIA」というネーミングも秀逸で、楽しそうなイベントだ。質素デーはもしかするとチキンラーメンだったりして…。

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