小保方晴子さんの影響で「ちいさなちいさな王様」がバカ売れ中!中学2年生のときに読書感想文で最優秀賞を受賞した本
netgeek 2014年3月18日
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講談社のプロモーション戦略
「ちいさなちいさな王様」は1996年に出版された本だが、講談社は、STAP細胞に注目が集まり始めた矢先に宣伝を再開。
本の帯を小保方晴子バージョンに新しく作り直し、各書店に目立つ場所に陳列してほしいと営業してまわったという。
「小保方晴子さんが中2の時に青少年読者感想コンクールにて最優秀賞で話題の本」というキャッチコピーで新聞にも広告を掲載し、再ヒットを狙った。
目論見通り1位を獲得
講談社の宣伝のかいあって、1/31にはamazonの売上ランキングで突然1位にランクイン!
amaranというamazonの売上推移がグラフで見られるサイトで見てみると、徐々に下降しつつも、1~300位の間を行ったり来たりしており、18年前に出版された本としては異例の再ヒットとなっている。
http://www.rankbank.net/amaran/history/?date=14031523&cat=book&asin=4062083736
STAP細胞に疑義が生じ、マスコミにバッシングされるようになってからもなお200~300位を推移しているため、宣伝の重要さが伺える。結果的に炎上マーケティング的な手法になったとはいえ、売れるが勝ちといったところか。
amazonの商品紹介文
長きにわたって愛されてきた30万部突破のドイツのベストセラー小説。
どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。僕らのところとは違って……。お まえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っている ことが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいだろう。どうしてランプに明かりがつくのか、テレビの画面に映像がうつるのか、理屈がわからないから、想 像しなくてはならなかった。
「いま、大人が読むべき絵本」と柳田邦男氏推薦!累計30万部突破のロングセラー小説。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00IHTOIMW/
残念ながら小保方博士の論文には画像の不正やコピペが見つかったりしているが、「ちいさなちいさな王様」は大人が読んでも楽しめる絵本として根強いファンがいる。気になった人は一度手にしてみては。
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