「ホリエモンのアドバイス通りに仮想通貨を20万円買ったら数ヶ月で700万円になった」 堀江貴文の友人が語るボロ儲け話
netgeek 2016年3月9日
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森田正康氏「たかぽん(ホリエモンのあだ名)からEtherが急騰してるって聞いたんですね」
「飲みの席でたかぽんが『これいいから買うよ!』って言ってて『じゃあ僕も買います』って言ったんですよ。お互いいくら買ったかは言わなかったんですけど、僕は20万円買ったんです」。その後、自分が買ったことはすっかり忘れていた森田氏だったが、ホリエモンが「35倍になったよ」と教えてくれた。
堀江貴文氏「20万円が35倍になったから700万円ね」
普通の人の年収を投資で一気に稼いでしまうとは、これは凄い話だ。汗水たらして働かなくてもPCを操作するだけでお金儲けができる時代。仮想通貨といえばビットコインの取引所マウント・ゴックス(マルク・カルプレス)が経営破綻したばかりだが、まだまだホットな投資先なのだろう。
ただこの話にはオチがあって、なんと換金しようと思ったらパスワードが分からなかったとのこと。
森田「今それどころじゃないの(笑)急落する前に早く換金したいっていう思いがあって…。換金できたらお礼に堀江さんにご飯をごちそうしようと思ってます」
気になるのはホリエモンはいくら投資しいつ売るのか(売ったのか)ということ。有料メルマガの収入だけで年間1億円稼いでいることは確定しているだけに、ポンとした投資でも百万円単位で買っていてもおかしくない。それが35倍になったということは…。
イーサリアム(Ethereum)ではビットコインと同じような通貨「Ether」が発行されている。2人が買ったのはこの仮想通貨だ。
仮想通貨の仕組みはかなり難しいのでここでは割愛するとして取引自体は金や株を買うようなものと考えてよい。仮想通貨は国が発行するお金を駆逐し、国という枠組みをなくすのではないかとも期待されている。
▼2014年8月~2016年3月までの取引価格推移。2016年に入ってから急騰している。
また、改めてホリエモンのブログを調べたところ、2014年4月の時点でイーサリアムの仕組みを絶賛している記事を見つけることができた。
ビットコインについて色々調べてたら2014年2月にプロジェクトが始まったばかりのイーサリアムってのを見つけた。ブロックチェーンにコインの金額や受取人などの取引情報ではなく、契約(スマートコントラクト)を記述してしまおうという仕組みがイーサリアムだ。
これってすごい。自治体とか国とか要らなくなる!だってこのネットワークに数千万人、いや億単位の人が参加して、その人達の合意のもとに色々な契約が最小コストで出来るようになるからだ。改めて、公開鍵暗号方式とビットコイン型のブロックチェーン方式の認証システムのコンボの凄さを思い知ったよ。。。
ホリエモンは単に急騰の波に乗って投資しただけでなく、その背後にある仕組みまでしっかりと理解し、将来性を見越して投資に踏み切ったようだ。さすがサイバーエージェント藤田晋社長に書籍「起業家」の中で「私は堀江さんほど頭がいい人に出会ったことがあるません」と言わせるだけのことはある。
ホリエモンと面識がない一般人でも、もし2014年の時点でブログを見てイーサーを買っていたらボロ儲けできていたのは間違いない。今後、取引価格の上昇はどこまで続くのか。森田氏にはまだ売らないでずっと持っておいてみてほしい気もする。
動画はこちら。
森田氏とホリエモンは最後に、投資の本質は直感で面白そうと感じたものにお金を投じることが大事で、ビジネスモデルまで見ないでノリで投資すると大ヒットすることが多いと語った。
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