医者が教える「目薬をさした後は絶対に目頭を押さえるべきたった1つの理由」
netgeek 2016年2月29日
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あなたは目薬をさした後に目頭を押さえるのを習慣にしているだろうか?医者いわく、そもそも目頭を押さえないと有効成分の大半は体に効かないという。一体どういうことなのか。詳しく調べてみた。
コピーライター・漫画家として活動する「蛇蔵@nyorozo」さんは目頭を押さえるべきという知識がなく、医者に不意打ちを食らった。そのときのエピソードがこちら。
通常、目薬は目の内側にある小さな穴からすぐに流れていってしまうため、目に有効成分が行き渡ることはない。そこで目頭を押さえてその穴を閉じてしまうと効果的ということだ。
もう少し専門的に詳しく解説。涙は涙腺から出て涙点から吸収され、鼻涙管を通って喉にいく。
目薬をさした後に喉の奥で変な味がするのはこの鼻涙管を目薬が通過してきた証拠だ。残念ながらこれではせっかくの薬の効果が台無しになってしまう。もし目を意識的にパチパチすると涙点に送り込むことになるので、やはりこれもやってはいけない。
目薬をさした後は1分~5分間、目頭を押さえておくのが理想。
5分はさすがに長いのでせいぜい1分が限界か。量としては何滴もささなくとも、1滴だけで十分。あなたは今までせっかく買った目薬を無駄に喉から飲み込んでいなかっただろうか。胃に流し込んでも全く意味はない。
ちなみに目薬がうまく目に入らないときはもう片方の手で握りこぶしをつくって顔と手の間に挟み込む土台にするとぶれない。
こちらは参天製薬がオススメする裏ワザだ。かなり簡単なことなのに意外と実践している人は少ないように思える。
さて、目薬のさし方は間違っている人が多く、もともと「目頭を押さえるといい」ということは知っていても理由まで理解している人はほとんどいない。涙点を塞ぐことが大事なのだ。この記事をシェアして是非とも家族、友人に教えてあげてほしい。