【炎上】日テレが取り上げた「冬季うつ」が完全にインチキで言ったもの勝ち
netgeek 2015年12月15日
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「病気は医者が儲けるためにつくりだすもの」と言われることがあるのをご存知だろうか。過度に細かく分類される精神病や近年になって急に注目され始めたメタボリックシンドロームは医者をはじめとして製薬業界がニーズを掘り起こし、ビジネスとして人為的に流行らせたものとも指摘される。
我々はマスメディアが流す情報に騙されているのではないだろうか。こちらの放送の様子を見て欲しい。
日本テレビの「スッキリ!!」が特集した「冬季うつ」のチェックリストだ。番組は、3つ以上当てはまる人は要注意と警鐘を鳴らす。
(1)布団から出られない
(2)外に出るのがおっくう
(3)家事が面倒
(4)甘い物に手が出る
(5)睡眠時間が長い
この記事を読んでいる読者はすでにお気づきだろう。このチェック項目はなんと、誰にでも当てはまるごくごく当たり前のことが並べられているだけなのだ。大半の人が3つどころかほぼ全て当てはまってしまい、冬季うつに分類されてしまう。こんなずさんな情報を流すあたり、日本のテレビはバカをターゲットにした結果、本当に信用出来ないメディアになったと実感させられる。
しかし、さすがに日本人はそこまで愚かではない。Twitterではこの画像が瞬く間に拡散され、皮肉が飛び交った。
ネット上では「そもそも冬だけじゃなく、ずっとこんな感じ」「冬季うつ商法が始まるのか」「一年中冬季うつという矛盾」などというコメントが相次いだ。素晴らしい力作のツッコミが殺到して安心した。もしかするとTV局で働く人たちの感覚は世間とかなりズレているのではないだろうか。
少し前には「新型うつ」なる意味不明な言葉が飛び交ったことがある。
症状を見るとただの怠け者の言い訳にしか聞こえず、こんなわがままにわざわざ病名をつけたのが馬鹿らしくなってくるほどだ。これも、一時期マスコミが一気に取り上げたのを思い起こせば何か金儲けのためのステマだったのではないかと疑ってしまう。
さて、日本テレビはもういっそのこと社員全員を冬季うつのチェックにかけて該当者を休ませてはどうか。
そうすれば結果的に通常業務がどうなろうと、みんなが幸せになれる気がする。視聴者に勧めた冬季うつチェック、まさか自社では実践しないという体たらくぶりではあるまい。