【激震】auが世界初の「ハンドソープで洗えるスマホ」を発表
netgeek 2015年12月5日
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まず、洗えるスマホをまだ知らない方のために簡単に説明をする。
「DIGNO rafre」は京セラが製造し、au(KDDI)が12/11から発売する予定のスマートフォンだ。「DIGNO rafre」には強化された防水機能がついており、従来の防水機能では不可能だった「ハンドソープを使ってスマホを洗う」という奇想天外なことが可能になっている。
▼ちなみに、従来の防水スマホでハンドソープなどの洗剤が使えなかった理由はこちら。
果たして、これは本当に画期的なアイデアなのだろうか。むしろ、馬鹿げたアイデアなのではないかというのがnetgeek編集部の見解だ。
スマートフォンは使用しているうちに細菌が付着して不衛生になるという研究があるので、スマホをどう清潔に保つかは重要な問題だ。しかし、水洗いするという考えはいかがなものだろうか。京セラが推奨している洗い方の手順を見れば、スマホを洗うという行為がいかに非効率で馬鹿げた行為なのか一目瞭然だ。手順は次のとおりだ。
▼まず、洗うときはスマホの電源を落として弱めの流水でぬるま湯(30度)を使い、ハンドソープの泡は残さず落とす。泡を残すと故障することがあるとのこと。
▼次に、スマホを洗った後、水分を飛ばすために合計80回スマホを振る。この後、さらに「スマホを常温で1時間以上放置して乾燥」という作業が必要になる。
とてもではないが、こんな面倒な作業は日常的には行えない。初めは張り切って水洗いをしていたとしても、次第にやらなくなるのがオチだ。そもそも、アルコールティッシュで表面をさっと拭くだけで十分なのではなかろうか。そちらの方が手っ取り早く、効率的のような気がする。
▼こちらは「洗えるスマホ」に対するTwitterユーザーの意見の一部。
皆さんは、どのように考えるだろうか。もうすでに購入を検討されていた方は、今一度、本当に必要な機能なのか考え直してほしい。スマホの生みの親、スティーブ・ジョブズであれば「クールじゃない。他の方法を考えろ」と一喝するだろう。