【炎上】ライフネット生命の岩瀬大輔社長「インターンさせてほしいって言ってきた学生に名刺のExcel入力の仕事をあげたら2週間で辞めやがった。単純作業でも楽しめよ」
netgeek 2015年11月29日
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岩瀬大輔「ある学生がどうしてもインターンシップさせてほしいって言ってきたんですね」
「ドアの前で待ち伏せされるぐらいだったんで、しょうがないから『じゃあちょっとだけ手伝っていいよ』って言ったんですよ。それで『とりあえず僕が持ってる名刺を全部Excelに入力して』って言ったんですね。お客さんとか色々な知り合いの名刺です」
学生はさっそく仕事に着手する。しかしその後、2週間経った頃に学生が辞めたいと言ってきた。
岩瀬大輔「その学生は『自分はマーケティングとかそういう仕事をしたかったのに、何でこんな永遠に名刺を入力しなきゃいけないんだ』って言って辞めていった。もったいないなって思ったんですよ」。
その後、岩瀬社長は自分の名刺は取引先や顧客の情報が詰まっているので、例えば地域別と業種別に分けたりすれば単純作業でも楽しめるはずだという論を展開。「その学生さんは世の中には面白い仕事と面白くない仕事があって、これは面白くない仕事だと判断したと思うんですけど、面白い仕事なんてないんですね。ただ自分で工夫して面白くできるかどうかだと思います」
この出来事に対してnetgeek編集部は全く違う見方をした。
社長はやる気のある学生という労働力を確保したにもかかわらず、そのリソースを全く有効活用することができなかった。要するに結果が出せなかったという意味では完全に仕事の振り方を間違えた岩瀬社長のミスだと言わざるを得ない。それにもかかわらず、岩瀬社長はみじんも自分に責任があったとは考えずに学生が悪いと決めつけている。
どうやらエリート街道を歩んできただけに自分に自信があるらしく、絶対に自分は正しいという前提で屁理屈をこねくりまわして相手が悪いと理由づけているのだ。結果としてうまくいかなったのだから自分に非があったと素直に認めてやり方を変えるべきであろう。意気揚々とベンチャーの門を叩いたのに2週間もただひたすら名刺入力をさせられた挙句、こうしてダメな事例として公開処刑された学生が不憫でならない。むしろかなり頑張ったほうなのではないだろうか。
エピソードは2:20から語られる。
そもそも名刺の手作業でのExcel入力は必要な仕事だったのだろうか。仕事進め方にかなり疑問が残る。
東証マザーズ、ライフネット生命株式会社の株価推移。
鳴り物入りで上場したものの株価は右肩下がりに…。最近は出口治明会長がメディアの取材に対して「顧客は増えないのに他社が参入してきてライバルが増えた」などと愚痴を漏らす場面が目立つ。本の出版や講演会はもうお腹いっぱいなので本業に注力してほしい。
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