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【祭り】京王が家事代行サービスの「時給」と「料金」を並べて掲載して原価バレバレの大失態を犯す

Gil Pender 2015年11月28日
 

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Twitterユーザーの「Masato S. Abe(@a_symap)」さんが投稿した京王電鉄の2枚の中吊り広告が大きな話題になっている。1枚は求人広告でもう1枚は商品広告。あろうことか並べて募集・宣伝してしまったため、原価がバレることとなった。

商品やサービスにかかる費用は、顧客はもちろん外部には知られるべきではない重要な情報だ。しかし、京王が出した2枚の広告はその地雷を見事に踏んでしまっていた。

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なるほど、もしも我々が京王に家事代行を頼むと、2時間のサービスで9,700円を取られてその内2,000円がアルバイトに回るということか。京王の儲けは7,700円ということが一目で分かる。もちろん、これだけでは研修費なども含めた正確な原価は分からないが、料金に対してアルバイトの給料があまりにも低いのは確か。

バイト応募者の視点からは過度に中抜きされる印象を受けるし、利用者視点ではぼったくられている印象を受ける。このありえない広告はすさまじい勢いでシェアされ、ネット上で「料金や時給の設定は適切なのか」という論争に発展した。

まず、料金設定が適切ではないという意見を見てみよう。

▼「会社が過度に搾取しているのが問題」という意見。サービス料金はアルバイトの時給の約10倍なので、このような意見が出るのも無理はない。

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一方でこの程度は適切だという意見もみられた。

▼人件費以外にも多くの経費がかかるので料金は妥当という意見。

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確かにこれは的を射た意見だ。そもそも、多くの人が陥りがちな「原価は人件費だけ」という計算の仕方は間違っているわけだ。

▼「会社が負担する社会保険も含めると1人の社員にかかる経費は給料の2〜3倍」という法則があるので、会社には大した額は残らないという意見。

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この法則を当てはめると、アルバイトには給料2,000円の2倍、4,000円の経費がかかることになる。料金から4,000円を引くと会社に回るのは6,000円弱しかない。ただし、この法則は、保険に入る必要がある正社員を前提にしているので必ずしもアルバイトにも当てはまるとは限らない。

ちなみに、ハウスクリーニングの大手「ダスキン」に頼むとどうなるのだろうか。ダスキンにも京王と同様のサービスがあったので紹介する。

▼こちらはダスキンの「家事おてつだいサービス」の料金表。東京はSエリアの10,800円で京王より少し高い。

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そして、タウンワークに載っているダスキンの求人を見てみると時給は1,010円〜1,250円で、こちらも京王より少し高い。この情報から推測するに、京王の家事代行サービスの料金は業界の標準的な相場の範囲内なのではないだろうか。

どうしても不満があるという方は直で個人契約をするのがオススメだ。

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料金は安くなり、そのまま働いた人の給料になるので消費者にも労働者にもメリットがある。ただし、トラブルが起きたら個人間で解決しなければならないということには注意してほしい。

それにしても気になるのは京王の事業担当者がどうしてこのような掲載をしたのかということだ。

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炎上マーケティングでバズるのを狙った天才マーケターの仕業か、それとも何も考えていないお間抜け社員の仕業か。真相は定かではない。

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