猫の毛色を見れば攻撃性の程度を見抜けることが判明!カリフォルニア大学の研究により明らかに
netgeek 2016年1月17日
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猫の中には、狩りや喧嘩ばかりする盛んな猫もいれば、平和的で大人しい猫もいる。この差は一体何なのだろうか。最近のカリフォルニア大学の研究によると、なんと、猫の攻撃性には毛の色が関係しているそうだ。
参考:Your Cat’s Fur Color Is Linked To Its Aggressiveness
参考:Researchers believe a cat’s fur colour linked to how aggressive it is
まず、研究チームは1,274人の猫の飼い主にオンラインのアンケート調査を行った。
アンケートには毛色、飼い主や他の飼い猫に対しての攻撃性、人間や猫に対してどのような闘争的な反応をするか、動物病院での振る舞いなどが含まれ、調査結果は数値化された。
その結果、浮上したのが「毛色」と「攻撃性」の統計的な関連性だ。
▼一番攻撃的だったのは、オレンジ系の猫(サビ猫や三毛猫)、白黒猫、灰白猫。
▼一方で、一番大人しかったのは、灰猫、黒猫、白猫、トラ模様の猫。なんとなく納得がいく結果だ。
とりわけ三毛猫は日常的に攻撃的であり、白黒猫は人間に触られた時に、灰白猫は外に出た時に攻撃的になる傾向があることが分かった。しかし、これはあくまで相関関係であって因果関係ではないので、毛色が攻撃的になる直接の原因かどうかは不明ということに注意して頂きたい。
結局のところ、猫が攻撃的な性格になる理由は分からずじまい。しかし、毛色で見抜けることは確かだ。
少なくともこの知識さえあれば猫を飼う時の参考にはなるのではないだろうか。これから猫を飼う予定がある人には、サビ猫や三毛猫は初心者には世話が難しく、単色やトラ模様系の猫は世話をしやすいというふうに覚えてもらいたい。
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