生まれながらにして握り寿司なエビが発見された!
netgeek 2014年3月5日
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カメレオンなどの生き物は周囲の環境に合わせて体の色を変える擬態をすることで外敵から身を守る術を身につけている。自然の神秘ともいえようか。樹の枝にそっくりなナナフシや枯れ葉と見分けがつかないほどの蛾など、その擬態のレベルの高さには毎回驚かされるもの。
そんな外敵からの攻撃を避けるはずの擬態がとんでもない方向にいってしまったエビが見つかった!いや、これは擬態というよりもたまたま似ていただけなのだろうか。人間からすると、すでに美味しそうなのである。
そのエビがこちら!
何の説明も必要もなく、そっくりそのまま完全にエビのにぎり寿司である。
このエビはカイコウオオソコエビという名前で日本海にも生息しているが深海にいるため、あまりその生息実態は知られていない。
1995年に、日本の海洋研究開発機構の無人探査機かいこうによって、マリアナ海溝チャレンジャー海淵深度10920m付近において、採集された。
当初、これだけの深度では生物は生息していないと思われたが、餌を仕掛けてみたところ多数集まってきた。超深海の高水圧と暗黒の中で進化し生息している事は、発見者達を驚かせた。
wikipediaより
けっこうレアな種のようだ。
それにしても「カイコウオオソコエビ」という名前はどこで区切ればいいのかわからないが、今後、寿司に似ているというわかりやすい特徴で人気生物になるかもしれない!
他にマグロ、サーモン、たまご等にもそっくりな生き物も見つかって欲しいものである。
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