堀江貴文が衝撃的な指摘 「資本主義は死んだ。ロボットが人間の代わりに労働する時代がついに来る」
netgeek 2015年11月17日
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ホリエモンのメルマガ読者からの質問。「近い将来、仕事はロボット化されていくと聞きます。ロボットのコストが低くなれば、そもそも人間が働かなくてもお金に困らなくなるのでしょうか?」
「堀江さんは以前、『YouTuberやプロゲーマーのような働き方(人間にしかできない仕事)が増えていく』とおっしゃっていたと記憶しています。もし稼げない人はベーシックインカムで最低限の生活を送るのでしょうか…」
これに対して堀江貴文氏は鋭く未来を見通した回答を返した。
「ロボットが自動的に富をつくりだすからそれに乗っかればいいのです」。えーと、一体どういうことなのだろうか。毎日あくせくと働いている我々にとって、この未来はあまりにも非現実的でいまいち理解しにくい。この点についてホリエモンは分かりやすい具体例で説明してくれた。
堀江貴文「だってみんな農業やってないでしょ?自分で食べ物つくってないでしょ?」
つまり、農作業は今や種植えから農薬の散布、収穫まで機械がやるようになっているので人間が汗水たらして働かなくなってもよくなった。テクノロジーが人間の単純作業を代替し、そのおかげで人間には時間的ゆとりが生まれ、より知的な生産活動を行えるようになったということか。
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堀江貴文「社会全体のロボットが個人に利益をもたらしてくれるんです。実際そうなっているじゃないですか?」
ゲストの原田未来さん「単純作業のような人間の仕事はなくなっていって、人でしかできないことの仕事の比率が高まっていくのかなと思いますね」
堀江貴文「うん」
原田未来「それで、一人の人が毎日違う会社で働く未来を考えています。一週間のうち二日は大企業で働いて、二日はベンチャーで働いて、一日はNPOで働いてっていう、色々なキャリアが並行する働き方が今後出てくるのではないかと思いますね」
堀江貴文「うん。そういうのが理想ですよね」
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資本主義では、生産手段を得ることができるお金持ちの資本家がその優位を利用し、自分の労働力を売るしかない労働者を使い、付加価値を生み出す経済メカニズムが成り立っていた。しかし資本家が労働者ではなくロボットを働かせるようになれば、労働者はそもそも必要なくなり、政府はベーシックインカムで必要最低限の生活を保障すればいいことになる。その時点で我々人間のライフスタイルが大きく変わるということか。いやはや、ホリエモンの先見性は素晴らしく、大変勉強になる。
ホリエモンが未来を見通した動画はこちらから。
少し前、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が「あと10年でなくなる職業」としてスポーツの審判やレストランの案内員、レジ係、会計士、税理士などを挙げ、大変話題になったことがあった。ITとテクノロジーが目覚ましく発展したため、クリエイティブではない仕事はもはや機械でできてしまうというのが論文の本質だ。あなたの仕事は機械にとって代わられないだろうか?じっくり考えてみてほしい。
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