南アフリカ上空に出現した円盤状の雲に世界が震撼!UFOの大連合艦隊の襲来だ!
netgeek 2015年11月15日
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11/8、南アフリカのケープタウン上空に突如として円盤状の雲が出現した。まるでUFOが連なって攻めてきたかのような風景に、世界中が驚愕している。
参考:Unusual Cloud Over Cape Town Isn’t Hiding Aliens
こちらが実際の写真。辺りが薄暗くなったと思ったら、上空に巨大な円盤が!!!うわああああああああああ!!!
SF映画のために作られたCGなのではないかと思ってしまうが、これは一切加工していない写真だ。ケープタウンの住人、モニーク・ジャクソンさんは「このUFOのような雲は、時間が経つにつれて形がくっきりしてきた」と語っている。その日、ケープタウンの各地でこの異常な雲が撮影されていた。
▼何個も連なって現れた奇妙な形の雲。
▼この雲は地上まで降りてきそうな勢いだ。
実は、この雲は「レンズ雲」と呼ばれる気象現象で、日本では「笠雲」という形で現れることが多い。
▼特に富士山の笠雲は有名。まさに笠(傘)をかぶったようになる。
▼ケープタウンに現れた時のようにレンズ状になることもある。
湿った空気が断熱膨張しながら山を昇り、冷却されて山頂付近で雲になることが笠雲発生のメカニズムだ。ケープタウンの場合は近くに山はなかったが、気流が山を越えた時に発生する「山岳波」という波動によって、山を上下した時と同じような形状で移動するようになる。そのため、山から離れた場所でもまるで山があるかのように発生することがあるというわけだ。
こちらはイギリスで撮影されたレンズ雲の写真。やはり、連なって現れている。
参考:Rare disc-shaped clouds caught on camera by motorist
山岳波の1つ目の波でレンズ雲、2つ目の波でもレンズ雲、3つ目でも…という風に一定間隔でレンズ雲は次々と現れるわけだ。なんともお騒がせな雲だ。