iPhone6sにはサムスン製チップのハズレ(電池持ちが2時間マイナス)があることが判明
netgeek 2015年10月10日
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参考:Apple: Data shows TSMC and Samsung iPhone 6S models have similar battery life
外見は同じiPhone6sでも中のA9チップは異なることがあり、サムスン製のチップだとパフォーマンスが劣るという。
海外メディアはこの事実を一斉に報じ、どれほどの差があるのか検証を始めた。その結果、サムスン製はTSMC製よりも電池持ちが2時間も悪いということが判明した。
自分のiPhone6s、6sPlusのチップの種類を調べる方法は、あるアプリをインストールするだけと簡単。
「Battery Memory System Status Monitor」(無料)をインストールしてSystem→Deviceと進み、「Model」の箇所を見るだけだ。
N71AP(6s) / N66AP(6s plus)→サムスン製
N71mAP (6s) / N66mAP(6s plus)→TSMC製
netgeek編集部にはiPhone6sPlusを使っている者がいたので早速検証してみることに。
▼まずはアプリをインストール。メモリーの残量やCPUの使用量をグラフで表示してくれる便利アプリだ。
▼上部メニューで「System」を選び、Deviceの欄でModelを見てみると…。 N66mAP。よかった!TSMCの当たりだ!
ほっと一安心。数分で確認できるのでみなさんも是非試してみて欲しい。
なお、Appleはチップが2種類あることは認めつつも、性能の差は2~3%にとどまると疑惑を否定している。
「iPhone6s、6sPlusに搭載されているA9チップは世界で最も優れた最先端のチップです。Appleの高い基準を満たしており、パフォーマンス、バッテリーのもち共に最高レベルです。すでにメディアに報じられている実験結果は通常使用では考えられないような連続使用という環境でのテストなので正確ではありません。私たちのテストでは性能の差は2~3%だけです」。
しかし、この発表にさらに反論したのがメディア側だ。
Appleはユーザーが連続して数時間もスマホを触り続けることはないと想定して実験しているが、中には数時間はざらに使い続ける者もいる。その場合はやはり電池の持ちは明白に差がつくと結論づけた。
netgeek編集部もこの見方に賛同している。音楽、ネットサーフィン、Twitterなどを使っていたら数時間経ってしまうということは決して珍しくはなく、特に日本には何時間もTwitterでつぶやき続けるTwitter廃人が多くいる。あなたの、そして友人、家族のiPhone6sはハズレではないだろうか。