ネット上に蔓延するデマ画像に引っかからないための6つの方法!
netgeek 2015年10月26日
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参考:Six Easy Ways to Tell If That Viral Story Is a Hoax
(1)画像の逆検索をする。
ネットの掲示板やSNSで「◯◯の画像」という文言とともに画像が貼られていたら、Googleの画像検索やTinEyeなどのサイトに画像をアップロードして画像検索をしてほしい。似たような画像が見つかって、実は何年も前から存在する無関係な画像と分かることがある。
(2)動画が再アップロードされていないか調べる。
国際人権NGOのアムネスティのサイトにYoutube DataViewerというものがある。こちらは、YouTubeにアップされた動画と似た動画を探してくれるサービスだ。動画のサムネイルを画像検索する仕様で、画像検索の動画版となっている。
(3)Exif情報を見る。
スマホやデジカメで撮影した画像にはExifという情報が入っている。撮影日時、位置情報など様々なデータが確認できるので情報の信憑性を確かめることができる。上の画像は試しにnetgeekのサイトをiPhoneで撮影してExifを表示したもの。Exifはネット上にある無料のExifビューアやサイトで見ることができ、Macのパソコンならば標準装備で見ることができる。
(4)画像が加工されていないか調べる。
Photoshopなどで画像が加工されていないかはFotoForensicsというサイトで確認することができる。試しに先ほどの画像を確認したところ、位置情報を見えないようにモザイクをかけた部分が黒くなっていた。加工画像は目ざとく見つけることができる。
(5)天気を調べる。
「〇〇(地名)で撮影した画像」と書かれた画像は当時の天気を調べてみるとガセだと分かることがある。上の画像はWolframAlphaという海外サイトで2014年7月16日午後2時の東京の天気を調べたものだ。海外のサイトではなくても、日本のサイトで調べることができるので、「天気を調べる」ということだけ覚えてもらいたい。
(6)オンラインの地図を見る。
画像の撮影場所が分かる場合はGoogleストリートビューで、その場所の風景と比較してほしい。Googleマップからもストリートビューを見ることができる。日本だと、田舎の方でも意外とストリートビューを見ることが出来るので手間はかかるが効果的だ。
今回紹介した6つの方法の中でも、画像検索と実物を確認するのは基本中の基本ともいえる方法なので、この機会にしっかり覚えてもらいたい。
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