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[新国立競技場]ザハ氏の反論プレゼンビデオがすごすぎる!デザインの白紙撤回をやめるべき3つの理由とは?

Gil Pender 2015年9月3日
 

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2520億円という莫大な予算で白紙撤回された新国立競技場の計画。デザインを担当していた建築家ザハ氏が作成した反論プレゼンビデオが「非常に説得力がある」とネット上で話題になっている。

今回、ザハ氏がビデオの中で「白紙撤回すべきではない」とした3つの理由を紹介したい。

(1)デザインは低い予算に合わせて再検討できる。

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ザハ氏はビデオの中で現在のデザインの基本的方針を大きく変えることなく、より低い予算に合わせて再デザインすることが可能であると説明した。

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さらに、何かと問題視されるキールアーチについても、採用したのは日本の伝統的な橋が同じ形状をしているのと同じように技術的・現実的な理由からであるとしている。キールアーチは座席の建設と同時進行で進めることができ、工程を3ヶ月短縮する効果もあるという。

(2)ゼロからやり直すのは非常にリスクが高い。

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ザハ氏は、白紙撤回の目的が2520億円よりも安い費用で競技場を建てるためだけにあるとすれば、不必要なリスクを招くことになると主張している。具体的には、新整備計画はデザインに費やす時間が短く、デザインと価格が決定する頃には五輪開催に間に合わない「手遅れ」になってしまうとのことだ。

(3)ゼネコン同士の競争がない。

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ザハ氏は、新国立競技場の建設費が2520億円まで高騰した理由が「日本に新国立競技場を引き受けることができるゼネコンが5社しかないから」と分析している。さらに、5社のうちの2社はザハ氏の計画に2520億円の工事価格をつけた業者で、限られた競争しかないことが根本的な原因だとしている。

ザハ氏は、政府が優先的に取り組むべき問題は「より競争的な入札方法を考えること」であると主張しており、白紙撤回は根本的な原因の解決にならないとしている。

ザハ氏のプレゼンテーションは動画で観ることができる。

ビデオプレゼンテーションとレポート―新国立競技場 東京 日本 from Zaha Hadid Architects on Vimeo.

ビデオは20分と長めであるが、最初から最後まで見応えがあり、論理的で説得力のあるプレゼンとなっている。日本国内で批判された全ての点に理路整然と反論しており、世論に変化が起こるかもしれない。

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