【炎上】佐野研二郎のエンブレム展開イメージにまた新たに見つかった4つのパクリ
netgeek 2015年8月31日
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オリンピック委員会が訴訟対策の一環として公開した佐野研二郎氏のエンブレム展開イメージについて、ネット上の画像が問題のある方法で使用されていることが明らかになった。
前回の記事:【炎上】佐野研二郎がつくった五輪エンブレム展示例のイメージ図もパクリであることが判明
1.表彰台の影の人物。
▼有料素材サイト「depositphotos」のものと一致した。こちらは背面のシルエットなのだが、気づかなかったのだろうか。
もちろん佐野研二郎氏が正式に購入した可能性も考えられるが、過去に多数、Pinterestや個人ブログなどから盗用していたことを考えると、この画像だけ買ったという線は薄い。
2.エンブレムの横に並ぶ人の影。
▼YouTubeにアップされているパラリンピックの動画のワンシーンと一致。
こちらについてはおそらくYouTubeから直接とったというよりも、お得意のPinterestかGoogle画像検索で「オリンピック 人影」などと検索して出てきたものを使ったのではないかと思われる。
3.3枚目のエンブレムの横にある画像。
▼少し分かりにくいが、同じパラリンピックの動画内にあるワンシーンと一致。
こうして制作のプロセスを追っていくと、博報堂出身のアートディレクターはこのようにして仕事をしているのかと大変勉強になる。デザインを1から生み出すのではなく、すでに世にあるものをPhotoshopで加工するのだ。実に要領がいい。
4.エンブレム入りのグッズ、うちわ(下段中央)。
▼amazonで売られている商品の画像と一致。細かな箇所をよく見比べてみてほしい。
四国団扇 白貼り
四国団扇 |
もちろん許可はとっていないだろう。以上4つ、パクリ元が特定できたものを紹介した。その他の部分についても続々と発見されるだろうから、netgeekで追って紹介していきたい。
なお、これはどうでもいいことではあるものの、一応ツッコミを入れておきたい。佐野研二郎氏が羽田空港のイメージ図ででかでかと「WELCOME」と表示した部分…。
そこは搭乗口だ。これから日本を出て行く人に「WELCOME」と言ってどうする。
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