ワールドビジネスサテライトに目の前のPCを全然使わない個人投資家が出てネットで一斉にツッコミが入る
netgeek 2015年8月29日
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かなりやり手の投資家っぽい顔をしている彼が、噂の個人投資家・戸井田さん(62)だ。
都内在住の戸井田さんは、株価が下落した時を狙って買い、上昇したタイミングで売る「逆張り」という手法で取引を行っている。こうしてテレビの取材を受けるぐらいだから、よほどの凄腕に違いない。
午前9時、東証の取引が始まった。
▼PCの前で待ち構えていた戸井田さんは速攻で誰かに電話をかけ始める。
▼相場が荒れる中、刻一刻と状況は変わるのに一体誰と電話しているのだろうか?
▼電話の先は証券会社のコールセンターだった。「TOPIX投信、現物売りでお願いします!」
え…なんだこれは。意味が分からない事態が起きた。
そして、テレビを観ていた視聴者からはTwitterでツッコミの嵐が起きる!
ひょっとすると、あのパソコンはネットに接続していないのだろうか。いや、しかしLANケーブルが差さっていたのを見たのだが…。このドキュメンタリー番組、相当面白い。
その後、相場が悪くなり戸井田さんは一旦休憩。
売るタイミングがなくなったら損切りはせずにとりあえず休むことにしているらしい。果報は寝て待てということか。
上海の市況が気になる戸井田さん。
▼もちろん、気になることがあれば証券会社の担当者に電話して質問。
▼そして、またもやツッコミが入る。
なぜ戸井田さんはPCで調べようとしないのか。実に面白い。
さらに、ネット上では「いちいち電話注文していたら手数料で損してしまう」という指摘が。
取引の様子を観ていた視聴者からは、手数料だけで約定代金の2割近くを取られており、戸井田さんは損しているのではないかという指摘が。確かに、手数料2,700円を約定代金15,420円で割ると1.75…になるので2割弱を手数料で取られることになる。これではもちろん手数料はインターネットで取引をする方が安い。
では、なぜ戸井田さんはこんな理解し難い行動をとったのか?
ネット上では、「テレビ局の演出のため、わざと証券会社に電話をさせたのではないか」という見方が広まっている。この謎は解かれることはないだろうが、少しモヤモヤする出来事であった。今回の番組についてはテレビ東京のホームページで公開されており、誰でも視聴することができる。皆さんにも謎解きをしてもらいたい。
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