堀江貴文が解説する「真面目な社会人よりもニートのほうが起業で成功しやすい理由」
netgeek 2015年8月7日
|
ホリエモンこと堀江貴文氏は以前から「起業の世界では中途半端に立派な経歴を持つ人よりも中卒、高卒のほうが大成功する可能性がある」と主張している。
東大出身のホリエモンがどうしてこのような考えをもっているのだろうか?ホリエモンチャンネルvol.531でその思考メカニズムが披露された。
メルマガ読者からの質問。「堀江さんが以前、中高年ニートの話題になったときに『こういう人は起業に向いているんですよ』と言った理由を教えてください」。
質問者は、ニートの人たちは組織の中で働いたことがないため起業しか選択肢がないと考えているものの、「向いている」とまでは思えない様子。「真面目に働いてきた人ですら成功させるのが難しい起業の世界でどうしてニートがうまくいくのでしょうか?」。
これに対してホリエモンはまず「会社で真面目に働いてきた人たちは中途半端で小利口」といきなりdisる。
そしてニートのほうが成功しやすい理由として(1)常識がないから普通の人がやらないことをやって大当たりする可能性があること、(2)背水の陣で挑戦するのが強いこと、(3)リスクをとるべきところでちゃんと勝負できることを挙げた。
脱サラした人がやりがちな事業は総じて世の中にすでにあるもので「前職の経験を活かして…」などというが、もうその一歩を踏み出した時点でで負けが決まっている。
もし仮に事業が波に乗ってそこそこ収入が増えたとしても、その後の成長戦略として他社からシェアを奪うことは難しいわけで、それならば常識を捨ててまだ誰もやっていない事業を新しい方法で始めるほうがいいということだ。
堀江貴文「会社で真面目に働いてきた人たちって、もうその仕事しかできなくなっているんですよ」
会社に雇われて実直に働いてきた人は総じて小利口な傾向にあり、そういう人はリスクをとる度胸がない性質がある。起業の世界では「常識」が足手まといになるのだ。
動画もご覧あれ。
確かに会社経営者の中には中卒・高卒で社会経験がなかったり、ニート歴があったりする人が多い。まだ世にないものを出すときはゼロベースで考えられる真っ白な人のほうが正解にたどり着けるということか。