多摩動物公園もぐら先輩のQ&Aコーナーがキレキレで笑える
netgeek 2015年7月3日
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多摩動物公園では、もぐらが土の中でどういう動きをしているのか観察できる「もぐらのいえ」が設置されている。
展示ブースに入ると、なんと壁や天井にもぐらの通路に見立てた透明のパイプが張り巡らされており、普段見られないモグラの動きを観察することができるのだ。
本題はここから。このブース内にあるモグラ先輩の質問コーナーがやけにとがっているのだ。子供の素朴な疑問にキレキレで答える!
ブ━━━━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━━━ッ!!死んでるのか。土の中でも。口は悪いが、質問に対して端的に分かりやすく答えてくれていて勉強になる。
さらに女の子にも強い口調でツッコミを入れる!!!やべぇぇぇえええええええ!!!
このモグラ先輩の秀逸なキャラはネットで有名になり、一躍人気者に…。さて、多摩動物公園はどうしてこんなに口の悪いキャラクターにしたのだろう。
それはもぐら担当の飼育員さんが解説を見てもらうために知恵を振り絞った結果だった。こんな裏話が披露されている。
モグラはほぼ土の中だけで生活する動物で、その生態も独特です。誤解されることも多い動物なので、多摩動物公園のモグラ展示「もぐらのいえ」では、その生態を説明するラベルを掲示したいと考えました。
しかし「もぐらのいえ」は、中に入った瞬間天井に張り巡らされたモグラの通路が目に飛び込んでくるため、説明ラベルには目を留めにくいようです。ここで生態を長い文章で説明してもきっと誰も読んではくれないでしょう。まず考えたのは文字数を抑え簡潔に伝える手法ですが、その上に何かしら読んでもらうためのインパクトが必要だと考えました。
そこで生まれたのが「モグラ先輩」です。いろいろな人が抱いているモグラに関する疑問をモグラ先輩が明快に答えていくというものです。あえて口の悪いキャラクターにすることで、言いにくいこともはっきりと表現できるようにし、「きっとモグラだったらこう思っているはず」という気持ちを込めてラベルを作ってみました。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=22434
なるほど。すごく納得。モグラ先輩のQ&Aは他にも色々なバージョンがあるので、みんなも多摩動物公園に行った際は注目してみよう。