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大塚家具、勝久会長が久美子社長の配当80円に対して120円を提案するも大株主である自分の懐に入るだけと判明して終了

腹BLACK 2015年3月8日
 

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大塚勝久会長が久美子社長の配当2倍策(80円)に対抗して提案した3倍策「配当120円」には裏がある。騙されてはいけない。

お家騒動まっただ中の大塚家具。久美子社長が提案した中期経営計画は理に適った経営戦略と80円という大幅な増配当が好感されて株価はストップ高となった。

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ここまで一気に株価が上がるのは珍しい。しかし、これを黙って見過ごすわけがないのが勝久会長。実は裏では株主に向けて久美子社長の配当80円をさらに上回る120円を約束すると記した文書を送っていた。

一見すると株主としては勝久会長を支持するほうが得するように見える。が、ここで騙されてはいけない。この話には裏があるということをnetgeek編集部は主張したい。

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創業者である勝久会長は大塚家具の株式を約18%(350万株)保有している。そのため、もし120円もの配当(総額22億円)が支払われることになれば、そのうち4億2000万円ものお金が勝久会長に支払われることになるのだ。

円グラフでは勝久会長と久美子社長の持株比率を分かりやすく比較しようとしたのだが、久美子社長の比率があまりに少なすぎて0%と表示されてしまった(正確には2万3200株で0.12%保有)。

一応、棒グラフもつくってみたが、やはり久美子社長の株はゼロに見えてしまう。

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大塚家具は上場企業でありながら、これほどまでに勝久会長が強大な権力を握っている会社なのだ。

さて、株主としてはもうどちらを選ぶべきか答えは明白であろう。

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中立な立場から妥当な金額「配当80円」を提案した久美子社長と、自分が得する立場からバカみたいな「配当120円」を提案した勝久会長。久美子社長が「株主様のために増配する」と言うと説得力があるが、勝久会長はもはや単なるパフォーマンスを行っているだけにしかみえなくなってきた。

そもそも、各メディアではすでに勝久会長の主張する「完全会員制・高級路線」は時代遅れで、いい経営戦略ではないと批判されている。

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勝久会長は皮肉にも会社を支配するために株式を大量に持っていたことが財務戦略での利益相反を生み、詰んだ状態になった。もともと戦況は大株主である勝久会長が圧倒的に有利だったのに久美子社長はそれを逆手にとり、ゲームをひっくり返したのだ。実に鮮やかで巧妙。相当な策士だ。

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