【悲報】猫特化バイラルメディア「ニクキュウ」が更新終了
netgeek 2014年11月3日
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思ったよりもPVが伸びなかったうえに、ここ半年でバイラルメディアの世間の目が180度変わってしまった。
ニクキュウは更新を停止する理由として当初予定していたほどPV(広告収入)が伸びず、さらにはここ最近のバイラルメディア界隈の不祥事でバイラルメディア全体に悪いイメージがついてしまったことを主な理由に挙げた。
サイト開設からわずか半年での閉鎖となり、まきのゆうき氏は今後これまで通りオモコロなどでライターとしてオリジナルコンテンツをつくっていくという。
SimilarWebでアクセス解析をみると6月をピークに右肩下がりになっていた。
どういう仕組みなのかは分からないが他人のサイトのアクセス解析が勝手にできてしまうツールSimilarWebでニクキュウを分析したところ、10月の訪問者数は5万人、平均滞在時間は2分9秒、ページ回遊数は2.06という数値が出た。
アクセス流入元はバイラルメディアらしくソーシャルが最も多く、次いでオモコロからの参照、ブックマーク、検索という順番になっている。
もっともSimilarWebはあまり信用出来るものではないので参考までにとどめたほうがいいが、管理人がPVが伸びなかったと証言している以上、やはり低調なアクセス数が更新停止を決めた理由の一因になったのは間違いなさそうだ。
Twitterでは更新停止を残念がる声で溢れかえっており、けっこうなファンがついていることが分かる。
管理人の猫狂い男爵が更新停止をお知らせしたツイートには現在、多くのファンから更新停止を残念がり、また同時に労をねぎらう声が多数寄せられている。ここまでファンがついているのに終わってしまうのは惜しい気もする。
誰かサイトを買収して更新を続けてくれる人は現れないだろうか?
猫といえばバイラルメディアでは最もアクセスを稼げる花型コンテンツとして有名であり、閲覧者からは確かなニーズがあるものと考えられる。そのため、はじめは赤字覚悟でも長く続けていけばいつか報われる日が来るはずだ。
今やモンスターサイトにまで成り上がったGIGAZINEもかつては個人サイトで、法人化して以降も赤字が続き、黒字化したのはつい最近のことだという。
どなたか猫が好きで懐に余裕のある方がM&Aしないだろうか。ニクキュウがこのまま終わってしまうのはあまりにももったいない。