イノシシの赤ちゃんを保護したら犬と仲良しに
netgeek 2021年8月3日中国人女性DoraNgaiさんは彼氏と4匹の犬と共にスリランカで暮らしている。ある日、奇妙な出来事が起きた。
イノシシの赤ちゃんだ!
忘れもしない2020年9月3日の早朝。庭師がある生物を見つけたと言って箱を持ってきた。
中はいるのは小さな赤ちゃんイノシシで寒そうにしていた。母親がおらず、誰かが世話をしなければ命を落としてしまうだろう。
この辺りはキャンディと呼ばれる丘陵地帯で、猿、イノシシ、ヤマアラシ、孔雀などに出くわすことがある。
「最初の4週間は大変で疲れました。新型コロナウイルスの影響で私たちはずっと家にいたため、幸いにも世話をする時間がありました。ミルクをあげていましたが、3日後に病気になり非常に衰弱しました。イノシシの世話をする方法を聞いたところ、ここまで幼いと大変難しく、母親なしだと生き残れる可能性は低いと誰もが言っていました」
それでもDoraNgaiさんは諦めなかった。
子犬用のミルクに切り替えてみると体調が良くなったようだった。
インターネットで調べると1時間ごとにご飯をあげる必要があるとのこと。体が冷えないように温かいペットボトルを置き、はじめの4週間は彼氏と交代でリビングで寝て世話をした。赤ちゃんイノシシは目が覚めて鳴き始めるので人間の赤ちゃんのようだった。
そろそろ犬と会わせても大丈夫だろうか…。
犬のベンジャミンとジンジャーはすぐにイノシシを受け入れた。
ラブラドールのビウビウは当初は躊躇していたものの、時間が経ってから絆ができたようだった。
まさかこんなに仲良しになるとは。犬もイノシシもさほど変わらないのか。
ちなみに犬のうち3匹は現地の保護犬でブリーダーが育てた。
それから引っ越しし、プールがある小さな家を建てた。どうやら泳ぎは上手みたい。
イノシシは次第に大きくなっていく。
もはや犬の体重は超えていそう。
Instagram(dora2go)ではこうした可愛らしい写真を見ることができ、人気が集まっている。