血の繋がっていない2匹の子猫は同じ夢を見る
netgeek 2021年6月27日別の群れから保護された2匹の子猫はいつしか強い絆を持ち、行動を共にするようになった。
なぜか相性がとても良いみたい。
生後3週間の子猫であるクエンティン(Qティップ)とタランティーナ(ティナ)はバージニア州アーリントンに拠点を置くアニマルウェルフェアリーグオブアーリントン(AWLA)によって他の24匹の猫たちと一緒に保護された。
2匹は偶然にも年齢と体の大きさが同じで相性が良さそうだったので里親募集でもペアにされた。AWLAに里親ボランティアとして所属するペニーリチャーズさんは、それから1週間してから2匹を家に迎え入れた。
「クエンティンは大きな赤ちゃんで離乳を拒否し、哺乳瓶を求めて私に鳴きます。その間ティナはボウルから食べていました」
クエンティンは家に足を踏み入れた日から歌姫としての態度でおり、仲間と楽しい日々を送りつつも自分が欲しいものがあると歌を歌うように大声で鳴いてアピールする。
「驚くほどの愛情があり、常に喉を鳴らし膝に乗るのが大好きです。いつも誰かの注意を引きたいと思っています。私がなでるのをやめるとクエンティンは鳴いて説教します」
「私が抱きしめていないときは友達のタランティーナと野生児のように駆け回っています」
2匹は特別な絆を持っており、出会ったときから運命の巡り合わせのようだった。
「2匹のエネルギーはとてもよく調和していて、それぞれの個性は互いを補完し合っています」
クエンティンとタランティーナの行動は大体いつも同じで抱きしめあったり、注意を呼びかけたり、昼寝したり、格闘したり…。
クエンティンのほうは特に食欲旺盛でグルメ。美味しいものには目がない。一方、ティナは力強い性格の小柄な女の子だ。
「ティナは楽しい独立した女の子で頭をなでてもらうことと足の上に乗るのが好き。クエンティンはエネルギー豊富でワイルドな乗り物です」
クエンティンは毛が長いので毎日ブラッシングする。2匹は現在、愛情をたっぷり受けてVIPとして室内の生活を満喫している。