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子猫のボーは牛のぬいぐるみが永遠の相棒

netgeek 2021年3月20日
 

ノースカロライナ州で仕事をしていた作業員は子猫の鳴き声を耳にして小さな毛の塊を見つけた。

親はいないのだろうか…。放っておけない。

作業員は母猫が戻ることを期待して待ったが、夜になっても現れない。翌朝、まだ一人ぼっちでいた子猫を保護することに決め、地域の動物保護団体Sparkle Cat Rescueに任せることにした。

事態を知ったボランティアスタッフのサラ・ケリーさんは自宅に連れ帰り、世話を担当するこにした。温かさが保たれる場所を作ってあげ、ご飯をあげるとまるで何日もご飯を食べていなかったかのような勢いで食べ始めた。

サラさんは子猫が孤独に感じないようにと同じぐらいの大きさのぬいぐるみを用意した。

偶然にも柄が似ており、子猫は牛を良き友と考えたようだった。

子猫にはボーという名前をつけ、初日は牛と一緒にすやすやと眠った。

ボーは他者に興味を持ち始め、大きな声で注目を集めようとした。

ベビーサークルを卒業し、自由に走り回るようになった頃、他の猫にも会って交流を深めた。遊びの時間が終わってからは牛のところに戻ってリラックスタイム。

体の大きさにあわせて他のぬいぐるみも用意したのだが、結局、牛が一番のお気に入りであり続けた。

「猫を見た瞬間にうちの子になると分かりました」

今年のはじめ、ケリーさんはサルという名前の猫を原因不明の病気で失っていた。

「サルは私の親友であり、感情をサポートしてくれる存在でもありました。たまにInstagramでサルの動画を見て元気を出しているときボーに出会ったのです。ボーの姿はサルのことを彷彿とさせます」

「(一時預かりを)申し込んで幸運にも承認されました。人生の同じ時を過ごせると思い、興奮しました」

ボーは建設現場で発見された日から飛躍的に成長し、大きくなった。人間にハグを求め、甘える姿は可愛い。

「うちではずっと牛に寄り添っていました」

成長したボーは正式に里親が決まり、ケリーさんの家を去っていった。

新しい家では室内を探索した後、おもちゃで遊び、キャットタワーに登り、ふわふわのベッドで眠った。新しい飼い主とも一緒に寝た。

実は今でもお気に入りの牛とは一緒だ。



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