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3本足の子猫と保護者になった犬

netgeek 2021年3月18日
 

人生の瀬戸際に立たされていた子猫は、永遠の友達でどこに行っても守ってくれる存在に出会った。

生まれてすぐに不幸が訪れる。

ある日、足を怪我した子猫がWarwick Veterinary Hospitalに運ばれてきた。体重は200gを下回っているものの、生きる意思は強そうだった。

獣医チームは子猫の命を救うためには酷く感染した足を切除することが一番だと考えた。手術の準備を始め、ついにそのときがやってきた。

幸いにも手術はうまくいき、大食いチャンピオンのように食べる子猫の体重はそれからどんどん増えていった。

看護師のケイト・ヘイズさんは語る。

「ペギーは強さの縮図です。日に日に強く、体重が重くなっていったので私達はペギーの勇敢さに驚きました」

それからケイトさんは子猫を一時的に自宅で預かり、世話をすると申し出た。家には8歳の犬ムーンがおり、幸いにも猫好きな性格だった。これまでずっとケイトさんの仕事を手伝ってきたのだ。

「ムーンは私が今まで出会った中で一番優しい心を持っている犬です。これまで家に来た200匹以上の動物を助けました。里親の家でもうまくやっていけるよう、私が体を強くさせている間、ムーンは愛と安らぎと快適さを提供するのです」

ペギーが家に来るとムーンは早速、自分が子猫を健康的に育てるという決意を固めたようだった。片時も側を離れず、保護者のように接している。

「ムーンはとても親切な気質なのです」

ペギーはムーンに懐き、治療中も一緒にいたがった。ある夜、ペギーが外出しなければならず、翌朝に家に戻ったときはムーンは両前足で抱きかかえ、嵐のように舐めてあげていた。

ケイトさんは職場にも2匹を同伴しており、ムーンはボディガードのように側を離れない。もしペギーが鳴いたら大丈夫かどうかすぐに目視で確認する。

片目のパグ「チーチ」はペギーのことが好きでムーンを助けていた。

「どちらかが絶対にペギーの側にいるのです。ペギーは自分のことを一部は犬、一部は人間、一部は猫と思っているでしょう」

足が3本しかないにもかかわらず、ペギーは元気いっぱいで普通の猫と変わらない生活を送っていた。

「甘えん坊でよく喉を鳴らします。お気に入りの場所は生後10日の頃からずっとハンドバッグの中です。バッグであらゆるところに連れて行ってあげています」

家に来てから2週間が経ち、そろそろ里親を募集する時期に入った。

「4週間前、ペギーは生きられるかも危うい状況でした。生後10日で大きな手術をしたのに今では友達に囲まれ、成長のステップを上がっていっています」

すぐに優しい里親が見つかるだろう。新たな生活でより幸せになれるよう祈りたい。



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