歩道を歩いていた珍しい模様の子猫を保護した
netgeek 2020年8月22日
|
カナダのオンタリオ州コーンウォールにある猫の保護団体Tiny but Mighty Kitten Rescue。そこにいるジューンは2週間前に妊娠状態にあった。
血の繋がらない子猫との出会い。
ジューンは数週間してからお腹が膨らみ、可愛い子猫たちが産まれた。1ヶ月ほどしてから保護団体は孤児の子猫を受け入れた。体重が82gしかないその子猫は歩道を一人ぼっちで歩いており、新しい親が必要だった。
寛大な愛を持つジューンは子猫を受け入れてくれそうだった。6月に正式に受け渡す計画を立てる。子猫のジェニーは独特の模様をしており、母猫が妊娠中に高熱を出したか、強いストレスを受けいていたと推察された。
世話役のスタッフ、メリッサさんはミルクをあげた後に体温を調整するために孵化器に入れるようにした。3日経つとジェニーの体重は100gにまで増えた。
ガラス越しにジェニーを見たジューンは世話をしてあげたいという態度だった。どうやら計画はうまくいきそうだ。
メリッサ「孵化器の中で鳴き続けていたからだと思います」
体重は順調に増え、体毛は色が濃くなっていった。
生後2週間のときについに世話役をジューンに交代することにした。初めて出会ったとき、ジューンは真っ直ぐ向かっていき、すぐに毛づくろいを始めた。
「紹介してからすぐに受け入れてくれたので安心しました」
10分ほど毛づくろいした後、ジェニーは2週間年上である他の子猫の仲間に入った。とても微笑ましい。
生後4週間となった今では大人の猫と同じものを食べるようになった。色も濃くなって子犬のようにも見える。
これからどんな大人の猫に成長するのだろうか…。ジューンの寛大な愛が1匹の子猫を救った。