netgeek

0

家の中に入れてほしいと頼んだ猫は妊娠していた

netgeek 2020年7月24日
 

マサチューセッツ州ケンブリッジ出身のアーティスト、イーダ・フローリークさんは10年間ニューオーリンズに住んでいる。この記事では現在の生活を共にする猫との出会いについて綴りたい。

2019年の秋頃から野良猫を家の周りで見かけるようになった。

家で猫を飼っているので引き寄せたのだと考えていた。よく来るお客さんとして「サラミ」と名付けた。

「うちの猫ブルースはシャム猫で7歳です。体がサラミより2倍ほど大きく、性格は無礼ですが、私はブルースが大好きです。サラミも大好きみたいです」

サラミが家に現れるようになったのには理由があった。

「ブルースを外に出してあげるとサラミと一緒に裏庭で遊んでいました。家の中に戻ってくるとサラミもついてくるのです。一緒に昼寝をし、毛づくろいをする仲でした」

フローリークさんはサラミの信頼を得ようとすると同時に獣医にも連れていき、治療とワクチン接種を受けさせた。そのとき妊娠に気づいた。

ある日の朝5時、玄関前でサラミが鳴いていた。

「いつもご飯がほしいときに鳴くのですが、ここまで早い時間は初めてでした」

今思えば路上で出産と子育てをしたくなかったのだろう。

「家の中に入れてあげると顔を見上げて鳴き続けました。何か異変が起きていると理解しました」

8時か9時頃に子供が4匹産まれた。初めて起きていることに直面し動揺するフローリークさんとは対象的にサラミは何をすべきかを本能で知っていた。ブルースも一日中寄り添っている。

やはり家の中に入れてあげてよかった。

やんちゃな子猫はとても可愛い。

くっついていると安心。

小さいのと大きいの。

鏡越しみたいだ。

産まれた子猫たちは後に友人たちが引き取った。

「サラミは今は私と一緒に住んでいます。子猫は1匹はミシシッピ州に、残り3匹は近所です。引受先のコネクションがあってよかったです」

新型コロナウイルスの影響で家にいることが多い今、奇しくもタイミングは良かったと言える。日頃から築き上げてきた信頼関係があったからこそサラミは困ったときにフローリークさんに助けを求めたのだろう。

▼この記事が面白かったらいいね!

▼この記事をシェアする









▼netgeekをフォローして最新情報を受け取る

Leave a Comment




Login to your account

Can't remember your Password ?

Register for this site!