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【感動】50年つながれていた鎖から解放されたとき、象は涙を流した

netgeek 2014年7月9日
 

これから紹介する話はインドで実際に起こった話だ。象のRajuはなんと50年もの間、鎖につながれた状態で虐待され、観光客からのエサやプラスチック容器などを食べて生き延びてきた。そんなRajuがSOS-UKという団体によって鎖から解放され、涙を流したと海外で話題になっている。

参考:Elephant Raju Cries After Being Rescued From 50 Years Of Suffering In Chains
http://www.boredpanda.com/crying-elephant-rescue-50-years/

50年間鎖につながれた日々

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インドで生まれた象、Rajuが今回紹介するストーリーの主人公だ。Rajuは生後、母親のもとから引き離されたあと、ある飼い主から別の飼い主の元へと送られた。そこでの生活は大変ひどいもので、昼も夜も屋外で生活させられ、虐待によって殴打されていたほか、毎日プラスチックや紙を食べる日々だったという。Rajuは飼い主によって50年間監禁された状態で観光客を楽しませるために働かされていたのだ。

その事態を重く見たのがイギリスの野生動物慈善組織「SOS-UK」。このあまりにひどい状況から救うために、SOSは獣医や野生動物専門家10人、インド林業省の幹部20人、警官6人を集め深夜にRaju救出作戦を決行した。

鎖が外されたとき、象の目から涙がこぼれおちた

鎖は非常に強くつながれていたため、なんと外すのに45分もかかってしまったそうだ。
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そして鎖が外され自分が助けられたことに気付き、Rajuは涙を流したという。そのことについてSOSの報道官であるPooja Binepal氏はこう語っている。「Rajuの顔を涙が伝ったこと、それはとても心動かされる出来事でした。Rajuが、自分は自由になったことを理解したのだと、私たちにはわかりました。もしかしたら痛みのせいで涙を流したのでは、という人もいるかもしれません。しかしきっと私たちが助けた象は自分の生活がよい方向に変わることを分かっていたと思います。Rajuは生まれて初めて希望を感じたことでしょう。」

その後、約560キロの道のりを経てインド北部のMathuraというところにある象保護センターに運ばれたRaju。着いた直後は慣れない長距離移動のために非常に疲れていたそうだが、深夜には立ち上がり自由に歩き回ったという。
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50年間苦難の日々を過ごしてきたRajuが今後は幸せに生きていくことができるよう祈っている。

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