犬のサージは子鹿の親代わりとなった
netgeek 2020年5月14日
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怪我をした孤児の鹿は運良く農場で保護されることになった。家族の一員として他の動物たちと仲良くやっていくことになる。
かつてここまで仲の良い犬と鹿がいただろうか。
写真を見ると2匹が深い絆で結ばれていることが分かる。農場のシェリル・ステファンさんは現在の状況について次のように語る。
「私達はオハイオ州で小さな農場を経営しています。農場にいる動物たちは人間の食料用ではなくペットのように育てられています。小さい頃から家のない動物たちを保護してきました。私は2人の子供がおり、子供たちも動物が大好きです」
犬のサージが仲間に加わったのは9年前だった。元の飼い主がもう飼えないからという理由で相談して農場に…。サージはこれまで出会った中で最もよくしつけされた利口な犬だった。
そしてそれから3年後、ある1頭の怪我をした子鹿を見つけた。母親が戻ってくるかしばらく待っていたが、どうやら一人ぼっちなようだった。サージは子鹿の保護者となった。
親のいない子鹿にとってサージは頼もしく、信頼できる相手だ。
そしてサージにとっても子鹿はかけがえのない我が子のような存在だ。
農場には馬やポニー、羊、ヤギ、牛もおり、個人的にシェリル・ステファンさんに連絡して農場に遊びに来る人はこれらの動物を楽しんでいる。
圧巻は巨大な牛だ。
元は小さな体だったのに、巨大化した。しかもたまに家の中まで入ってくる。
多くの動物たちと暮らす日々はとても楽しそう。子鹿はずいぶんと良いところに保護されたものだ。