飼い主を呼びに来た犬「どうしよう…猫がいるんです猫が」
netgeek 2020年5月5日
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ピットブルといえば野蛮で攻撃的なイメージがあるかもしれないが、本来は紳士的で忠実な性格だ。これから紹介するハーデスは意外な生物を受け入れた。
他者を受け入れる優しい性格だ。
ハーデスはメキシコで飼い主のJuan José P. Floresさんと暮らしている。互いに愛情で結ばれ、親切にしあっている仲だ。
Floresさんは長い間、近所の野良猫にご飯をあげていた。猫は用心深く、決して人間に近づきすぎないようにしている。それでも置かれたご飯は食べるという関係性だった。
ところが猫は次第にFloresさんとハーデスが信頼できる相手だと理解し始めたようだった。ある日、ハーデスはFloresさんを呼ぶために家のドアをノックした。どうやら何かあったらしい。
ついていくとなんといつも世話している猫がハーデスの犬小屋に入っているではないか。
ハーデスはどうしたらいいのか分からず困惑しつつも、猫との関係を良好に保ちたいようだった。しばらくしてから猫が犬小屋に入った理由が分かった。なんと妊娠しており、安全な場所が必要だったのだ。
Floresさんが仕事に行っている間、ハーデスは番犬となり、犬小屋の入り口を警備した。猫のためにブランケットを持ってきてあげたりもした。
子供が生まれてからはより広い場所に引っ越しし、Floresさんとハーデスに可愛がられる日々が続いた。親猫のほうにはニコルという名前がつけられた。
ここまで読み終えたあなたはピットブルもなかなか可愛いものだと思ったことだろう。
現在、ニコルの家族たちは仲間たちと幸せに楽しい日々を送っている。