猫がアパートで子供を産んだ!
netgeek 2020年5月2日
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ワシントン・シアトル在住で動物保護活動に取り組んでいるアシュリー・モリソンさんは1ヶ月前、とある野良猫について相談を受けた。
アパートの近くに住んでいる猫。
写真に写っているのはどこにでもいそうな普通の見た目の猫。野良猫なのだが、地域の住民に可愛がられてご飯をもらっている。
「住民と仲良くなってアパートの中まで入り込むようになったみたいです」
猫は日中をアパートで暮らし、夜になるとどこかへ帰っていく。ところがある日、夜になっても帰らない日があった。そして驚いたことに1時間後に子供を産んだのだ。
SOSの連絡を受けたアシュリー・モリソンさんは子猫を含めた6匹の猫を静かな場所に移動させた。母猫は警戒しており、逃げようとする。
「知らない人との交流には不慣れだったみたいです。私を怖がり、壁を登って逃げようとしていました」
24時間が経つ頃には母猫は落ち着いており、モリアという名前がつけられた。しっかりリラックスした結果、ご飯を食べて頭をなでてもらえるまでになった。
「なでると気持ちよさそうに目を閉じ、なでるのをやめると前足で誘導して催促してきます」
モリアはアシュリーさんがオリジナルで作った小屋が気に入ったようだった。ブランケットを敷いた衣装ケースの側面に穴が開けられており、自由に出入りできる。
「室内に慣れていない猫にはこれがベストだと思いました。暗くて狭い場所は外敵から身を守れるように感じられるはずです」
数週間が経つ頃には猫はゴロゴロマシーンに変貌していた。アシュリーさんに甘え、すっかり信頼しきっている。
やはり子猫は可愛い。
こんなにたくさん。
ちょっと大きくなった。それでもまだミニサイズ。
ワックスでセットしたみたいなツンツンの髪型だ。
顔は母猫と似ているような…似ていないような…。
あの日、帰らなかったのは人間の助けを求めていたからだったのかもしれない。現在、子猫たちはすくすくと育っている。