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ダンゴムシを捕まえるビールの罠。カナヘビが酔っ払っていた

netgeek 2020年4月29日
 

ロサンゼルス在住のライター、ジェシカ・エリスさんは庭で育てているズッキーニがダンゴムシに食べられてしまうことに困っていた。

作戦を思いつく。

ダンゴムシは大量に発生しており、ズッキーニがどんどんかじられてしまう。そこでアルコールを使った罠を考案した。器にビールを入れ、酔っ払ったダンゴムシが動けなくなって捕まるというシンプルなものだ。

新型コロナウイルスで家にいる時間が長くなってこんな作戦を実行するに至った。普段なら庭のダンゴムシなんて気にもとめないだろう。

さて実験結果はいかに。楽しみだ。

翌朝、成果を確認しようとするとなんと容器自体が綺麗さっぱりなくなっていた。

昨夜は風が強かったから吹き飛ばされたのだろうか?それとも誰かが庭に侵入したのか?ヘビの仕業か?

周囲を調べても何も分からない。仕方ないのでもう一度ビールの罠を設置することにした。

驚いたことに翌日も容器がなくなっていた。風は吹いていなかったのに。

ロサンゼルスではヘビはさほど見たことがないし、鳥も庭には来ないと思案するジェシカ・エリスさん。正体が分からず不思議に思っていたが、実験を続けるうちについに正体が分かった。

カナヘビ、お前だったのか。

以前から庭に住んでいたカナヘビはこの1週間、毎日トマトを食べた後にビールを引っ張り込み、デザートとしてブルーベリーを食べる。そんな優雅な生活を送っていたのだ。

ダンゴムシを捕まえるどころかカナヘビにご褒美を与えてしまった。カナヘビはダンゴムシを食べてくれないのだろうか…。

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