シェルターに捨てられた犬と事情を説明する少年からの手紙
netgeek 2020年2月22日
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2月13日、動物シェルターのXollinは玄関付近に犬が捨てられているのを見つけた。一体誰がこんなひどいことを…。
ダンボールに入れられた犬はお利口にしている。
可哀想なことに捨てられてしまったのだろう。ダンボールの中には犬用のおもちゃと少年が書いたとみられる手紙が入っていた。
手紙には父親が犬を叩くうえに売ることを考えているという説明が書かれていた。
「僕は12歳のアンドレスです。お母さんと話して犬をシェルターに任せることに決めました。僕のお父さんは犬を売ることを考えているのです。いつも叩いたり、蹴ったりしています。一度、強く蹴ったときに尻尾を怪我しました。僕のことを忘れないようにおもちゃを入れておきます」
どうやら少年は父親から犬を守るためにシェルターに託すことに決めたようだ。この話がFacebookでシェアされると世界中から援助や寄付の申し出が集まった。
シェルターではまずはじめに子犬の健康チェックを行った。
「獣医に診てもらいました。尻尾が折れ曲がっているのと寄生虫がいないか気になりました。幸いにも子犬は健康でした」
レネと名付けられた犬には300人もの里親候補が連絡してきてくれた。
もっとも、シェルターとしては里親候補が一時期に殺到するのではなく、平常的に立候補してくれたほうがありがたい。愛と家族を必要としている動物は無数にいるのだ。