盲目で耳も聞こえない犬のシェリオはあらゆる動物に優しさを与える
netgeek 2020年1月27日
|
犬のシェリオは目が一部見えず、耳も聞こえない。2つのシェルターと12もの一時預かりの家を経て、2年前に今の飼い主と出会った。
とても優しい性格で、シッターとして優秀。
シェリオはこれまで4回引き取られたのだが、ことごとく飼い主に気に入られずシェルターに舞い戻ってきていた。
ところが今の飼い主とは相性が良く、シェリオはシッターとして優秀な働きを見せてくれる。どうやら性格が優しく、異種の動物にも愛情を振りまけるようだった。
それでも今の飼い主のスミスさんは当初は苦労したと語る。
「シェリオにはかなりの世話が必要です。みんな準備を怠っていたがためにうまく共同生活できませんでした。そして私もまたそのうちの一人でした」
これまで愛情というものを受け取ったことがないシェリオは不安な気持ちが大きいようだった。
「帰りの車で寂しそうに鳴いていました。きっと捨てられると思ったのでしょう」
スミスさんが他の飼い主と違ったのは動物の一時預かりに取り組んでいるところ。シェリオはどんな動物にも実の親のように優しく接した。
「妊娠しているけれど病気の犬を保護したときはシェリオが生まれた子犬を舐めて世話をしていました」
体にハンディキャップを抱えていてもシェリオは幸せに生きている。このニッコリ顔を見てほしい。
やはり動物と飼い主は相性が大事だ。
シェリオは良き飼い主に出会えて幸せになった。
Comments (1)