象にピアノを聞かせた結果、踊ったり歌ったりし始めた
netgeek 2020年1月26日
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イギリスのミュージシャンであるポール・バートン氏が興味深い実験を行った。一部はYouTubeでも公開されている。
象は芸術を理解する感性を持ち合わせている。
ポール・バートン氏はタイのワンドンにある野生動物保護区域にピアノを引っ張り込み、演奏会を始めた。すると62歳の象で人生の大半を目が見えないまま過ごしているラムデュアンが寄ってきた。
ラムデュアンは音に合わせて体を左右に揺すり、足を動かして踊っているような仕草を見せる。
試みは大成功ということでポール・バートン氏はまた別の場所でも演奏会を開催した。今度は川の近くのクワイ橋近く。この辺りには怪我やハンディキャップのある象、野生の象がいる。
色々と実験してみた結果、ポール・バートン氏によると全ての象がピアノの音に何らかのリアクションを示したという。
▼象が高い声で歌う映像。
▼リコーダーの音に聞き入っているように見える。
自然世界では鳥の鳴き声を聞くことはあってもピアノのメロディは聞く機会がない。どうやら象も人間と同じように音楽の良さを堪能することができるようだ。