アマゾンで見つかったザトウクジラ。どうやってここまで来たんだ?
netgeek 2020年1月7日
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南アメリカは生物多様性に富む場所だが、クジラに関しては例外だ。2019年12月にブラジル北部のマングローブで8mのザトウクジラが見つかった。
まさか森の中でクジラを見るとは…。
出典:https://www.facebook.com/bichodagua/posts/2149321921815133?__tn__=-R
この場所はマラジョ島のリバービーチから15mも離れており、クジラが来るような場所ではない。また、誰かがふざけて移動させたと見るのも不自然だ。
ザトウクジラは16mまで成長し、数千kmもの距離を移動して世界の海を泳ぐ。その習性と今回の怪奇現象は関係しているのだろうか?
IUCNのレッドリストはザトウクジラの個体数が減っており、危機にあると指摘している。貴重な1頭が減ったということで念のために原因を突き止めるべきだろう。
見つかったクジラはおそらく川の流れに沿って運ばれたものの、水が引いた後に取り残されたのだろう。しかしそれにしてもこの時期にこの地域で見つかるのは奇妙だ。
一部では海軍のソナーがクジラの判断に影響を与え、誤った方向に導いてしまうとも言われている。その結果、クジラは血液中に窒素の泡ができ、減圧病になり弱ってしまう。うまく泳げなくなって流されたという見方ができる。
週末には科学者が現地に集まり、何が起きたかを調査した。
体の一部を採取し、さらなる検査を進めて真相を解明する予定だ。
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