道路に現れた巨大骸骨の正体とは…
netgeek 2019年11月3日
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道路をぶち破って地下から不気味な巨大骸骨が現れた。一体何が起きたのだろう。
迫力満点の骸骨。
これはCGや画像加工ではなく、紛れもない実物だ。後ろの車と比較するとその大きさがよく分かるだろう。骸骨は地下に潜んでおり、コンクリートを突き破って姿を現したように見える。
が、もちろんこれは作り物。撮影場所はメキシコで、死者の日を祝う地域のフェスティバルにあわせて展示された。
横幅11フィート、高さ7フィートを誇る巨大物体で製作を担当したのは職人のJaén Cartoneríaさん。過去8年間、死者の日の製作を担当し続けている。
メキシコの死者の日は家族や友人が集まって亡くなった人のことを思い出し、祈る慣習だ。メキシコでは死は自然なライフサイクルの一貫として捉えられており、決して悲観的な雰囲気にはならず、むしろお祭りとして楽しむ風潮がある。
骸骨は2体作ったようだ。
左下にいるのはウサギ?色が同じなので骸骨に溶け込んでいる。
大まかな形が出来上がってきた。だがここからリアリティを増す作業に入る。
できるだけリアルに仕上げていく。
顔部分は骸骨が笑っているように見えるよう工夫してデザインした。
もう一体の骸骨はこちら。楽しくお風呂に入っているような雰囲気だ。
町の人達も集まってくる。多くの人がここで記念撮影したに違いない。
骸骨にハッピーな雰囲気をもたせるというのは日本にはあまりない発想だ。考え方を変えれば人はもっと幸せに生きていけるのかもしれない。