個人でも買える!10万円台のマッスルスーツが登場
netgeek 2019年11月2日
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東京理科大発のベンチャー企業、イノフィスが安価な筋力増強スーツを開発し、販売に乗り出した。
確かに効果がある。
イノフィスではこれまでもマッスルスーツを作ってきたが、50万〜90万円ほどで高価なものばかりで個人で買えるものではなかった。だが、新しくラインナップに登場したマッスルスーツEveryは個人でも買える価格設定。その分、機能面では劣るが個人利用の範囲ならこれで十分な気もする。
マッスルスーツEveryは人工筋肉を用いて最大25.5kgの補助力を発揮する。介護や製造、物流、農業などで使われることを想定しており、東京ビッグサイトで開かれたHCR(国際福祉機器展)では特別価格13万6,000円で販売された。また、11月1日からAmaonでも取り扱われており、値段は14万9,600円となっている。
力仕事をする人、腰痛で困っている人は購入すると悩みが一気に解決するかもしれない。
▼会見ではイノフィス創業者、取締役である東京理科大学工学部の小林宏教授も登場した。
実際に体験した人は「20㎏のものは持てる気がしなかったけど、腰に負担をかけずに持つことができた」と証言。はっきりと体感できる効果があるようだ。
テクノロジーの力で生活が楽になるというのはとても理想的。これまでも製造ラインをロボットで機械化する試みはあったが、やはり細かな作業は人間にしかできなかったり、コストが高くなりすぎる傾向があった。
マッスルスーツは機械と人間を融合させるという新たな方針で社会を先導する。
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