ケンタッキーがヴィーガン向け新商品を発売!大行列ができる
netgeek 2019年8月29日
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以前からヴィーガン(完全菜食主義者)の目の敵にされていたケンタッキー・フライド・チキンが方針を変えてヴィーガン向けの新商品を売り始めた。
ビヨンド・フライドチキン。
通常ならコーポ−レートカラーである赤色を使うはずのケンタッキーが緑色のデザインにしている。これは植物から作ったビヨンド・フライドチキンを告知するもので、味は驚くほど本物に近いという。
このケンタッキーの取り組みはネット上で大注目され、ヴィーガンたちも歓迎した。
そしてアトランタでのテスト販売当日、店の前には長蛇の列が。
特別な店舗として緑色の店舗デザインにしているようだ。
商品はナゲットと骨なしチキン。
見た目は普通のナゲットと同じだ。
ケンタッキーのKevin Hochman社長は「植物からできていると見抜くのが難しい出来栄え。本物のチキンの味がする」と自信満々。
KFCと同じようにバーガーキングやダンキンドーナツも植物由来の商品を販売し始めており、ヴィーガンの過激な活動が社会を動かした結果といえる。KFCは今後、顧客からのフィードバックを得て全国販売を進めていく予定だ。
しかし、これで本物の肉が使われなくなるわけではなさそう。いくらヴィーガン向けの商品が別店舗で販売されようとも、通常店舗では肉が使われているのだから完全菜食主義を世に広めたいヴィーガンとしては満足しないだろう。
KFCの取り組みはヴィーガンに屈服した一時しのぎか、それとも社会的な前進か。見極めるのはこれからだ。
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