鮭の遡上を助けるサーモン大砲
netgeek 2019年8月13日|
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鮭という生き物は川の流れに逆らって上流に移動し、産卵して繁殖するもの。しかし、目的地に辿り着く前に力尽きてしまうことも多い。
鮭の遡上を助ける装置が誕生。
This system helps native fish pass over dams in seconds rather than day pic.twitter.com/aAmhHArjPg
— Dr. Kash Sirinanda (@kashthefuturist) August 8, 2019
驚くべきはその鮭を輸送する画期的な方法だ。てっきりトラックで運ぶのかと思いきや、なんと専用の装置を作ってしまった。
まずは養殖している鮭を手で掴む。この部分が一番難しそう。
装置にすっぽりと入れる。
すると鮭はチューブを押しやられてどんどん移動していく。チューブ内は柔らかいので体を傷つける心配もない。
鮭が弾丸のように移動していく。
そしてあっという間に上流に移動できるというわけ。通常なら何日もかかる遡上をわずか十数秒で終わらせることができる。
もともと鮭の遡上はハイリスクで地形によっては遡上できない者もいた。
この輸送システムは安全かつ効率的な方法であり、素晴らしいイノベーションだと絶賛されている。まさかこんな嘘みたいな方法を実現してしまうとは…。
しかし気になるのは鮭がどのように考えているかということ。突然、一気にワープさせられて、そこが上流だと気づいているのだろうか？本能が変わってしまいそうで恐ろしくもある…。