現実世界をミニチュアにする巨大1円玉
netgeek 2019年8月6日
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一人の男性が考案したこの世の全てを小さく見せる手法が面白い。実際の作品とともに紹介していきたい。
まずは写真を見てほしい。
出典:https://twitter.com/Taiga0825Taiga/status/1157606013400281089
街中に横たわる1円玉はあまりにも大きく、何が起きているのかと混乱してしまう。この街はおそらくミニチュアで作ったダミーの世界なのだろう。…と思いきや、実際は1円玉のほうが大きいというトリック。
これはダンボールを材料にして50倍の大きさで作ったものだという。この1円玉を比較対象にして写真を撮ると全てがミニチュアに見えてくる。
実に面白い発想だ。
男性は武蔵野美術大学で怪獣・巨大ヒーロー特撮作品を作る「ビビッドマン製作委員会@giantvsmonster」の出身。今後は作品を「はたらけ帝国@hataraketeikoku」で発表していくとのこと。
男性はネット上でミニチュアの作品がバズっているのを見たが自分にはミニチュアは作れないということで、逆転の発想で大きなもので周囲を小さく見せる方法を考案した。
写真がネット上で拡散される中「背景をぼかすとよりミニチュアっぽく見える」という意見も。画像加工を駆使すればもっと面白そうなことができそうだ。
製作中の様子。もはやこの時点で作りが綺麗すぎる。
アイデアもさることながら実際に行動に移すところが素晴らしい。これから新しい特撮技法として応用されそうな気がする。