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「線路に侵入してみた」は社会実験だった。勝手に勘違いして文句言うTwitterユーザーいるよね

netgeek 2019年8月3日
 

通常ならすぐに炎上しかねない「線路に侵入してみた」という動画を一人の男性がアップした。ただ、文章を読むと何やら裏がありそうだ。

本当に侵入している。

男性がアップしたのは踏切部分から左に曲がり、線路をどんどん歩いていく動画。常識的に考えれば、言うまでもなく危険行為であり、許される行動ではないのだが、気になるのは「一部の動画だけを見て騒ぐ人がいます」という文章。これはきっと何か裏がある投稿なのだろう。

しかしそんな中でも案の定ケチをつけてくるTwitterユーザーが登場した。

先回りして一部だけで判断するなと警告していたのに、それを無視して独自の鉄道知識を披露。そのうえで特定に繋げ、どのような人でも立ち入りは駄目だと説教している。

なお、この人物はプロフィールに「鉄道好き」と書いており、鉄道関連のツイート、リツイートが多いユーザー。いわゆる鉄道オタクで間違いなさそうだ。

その後、投稿は悪い意味で拡散され、「線路に入るな」という怒りのリプライがどんどんとついていく…。

驚きのネタバラシ。

続いてアップされたのはノーカットの動画。撮影場所はなんと海外だったのだ。地元の人たちが線路ギリギリで市場を開いている。

このような光景はテレビで見たことがある人も多いだろう。

地元民は当然のように線路上を歩く。

ゆっくりと電車が来た。奥に店のテントを片付けている人が見える。

電車はギリギリで通過。

通り終わるとまた店を広げる。日本では絶対に見られない面白い光景だ。

…ということで一部を隠して披露した男性の投稿はいわばちょっとした社会実験だったのだろう。実験結果は予想通り。

勝手に勘違いしたフォロワーでもない無関係なユーザーが文句を書き込んでくるのはTwitterの負の側面。今回は分かりやすく証拠が提示できたからいいものの、そうでない場合のほうが多いはずだ。文章だけで追加の説明を行っても言い訳と解釈されることが多い。

Twitterが往々にして息苦しい場になるのは利用者の年齢層が低いからか、それとも実名でないためか。当初は楽しく使っていたユーザーも一度嫌な思いをするとそれ以降、純粋に楽しめなくなってしまう。

ソーシャルメディアの未来について考えるという意味で建設的な議論に繋げることができる有意義な社会実験であった。

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