正体不明の黄色い鳥、カレー粉をかぶったカモメだった
netgeek 2019年7月10日
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イギリスにある野生動物のための病院「Tiggywinkles Wildlife Hospital」にある日、一羽の鳥が運ばれてきた。
地元では見かけない色鮮やかな鳥。
道路脇で飛べなくなっているところを地域住民が保護したのだが、鳥の種類と怪我の具合がいまいち分からない。見たところ、鮮やかなオレンジ色が特徴の珍しい種類のように思える。南国に生息する鳥がはるばる飛んできたのだろうか?
鳥はTiggywinkles Wildlife Hospitalに運ばれ、専門知識のあるスタッフによってすぐに真相が見抜かれた。実は鳥の正体はカレー粉をかぶったカモメだったのだ。
「非常に珍しい事例です」
カモメはなぜか全身にカレー粉(ターメリック?)をかぶっていた。
幸いにもスタッフはその匂いと見た目で事態を掌握し、すぐに洗浄作業に取り掛かった。
水がカレーのように色になっていく…。
「ベテランのスタッフで作業し、後にヴィニーと名付けられたカモメの羽を丁寧に洗っていきました」
こうして謎の鳥は、全く珍しくない普通のカモメということが判明。
「今ではすっかり見た目も体調も良くなり、野生に帰すことができる状態です。道路脇から救出してくれた人には感謝しています」
しかしそれにしてもなぜ全身にカレー粉をかぶっていたのだろうか…。真相は不明なままだ。